解説
ナット・ペリンのオリジナル・ストーリーを、アレックス・ゴットリーブが脚色、「テスト・ハネムーン」のフレデリック・デ・コルドヴァが監督したソフィストケイテッド・コメディー。撮影はジャック・マルクェ。音楽は「ハーレム万才」のフレッド・カーガー。出演は「ハワイアン・パラダイス」のエルヴィス・プレスリー、TV「じゃじゃ馬億万長者」のドナ・ダグラス、「ハイヌーン」のハリー・モーガン、ほかにスー・アン・ラングドン、ナンシー・コバック、オードリー・クリスティ、ロバート・ストラウス、アンソニー・エイズリーなど。製作はエドワード・スモール。
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「フランキーandジョニー」のストーリー
19世紀のはじめ、ミシシッピー河を航行するとばくショーボートに評判の歌と踊りのコンビ、フランキー(ドナ・ダグラス)と、ジョニー(エルヴィス・プレスリー)がいた。2人は愛し合っていたが、フランキーは、ジョニーが自分を愛することより、とばくに熱中しているのが不満であった。ある日、ジョニーは占い師のジプシーに、ショーボートに美しい赤毛の女が現れ、その女がジョニーに幸運をもたらすと告げた。やがて、予告どおり、赤毛女は現れ、ジョニーの賭博は大当りした。ところが、この赤毛女は、実はこのショーボートの持主クリントの昔の恋人であった。が、そんなこととは知らないジョニーは、幸運の赤毛女をなんとか手もとに引きつけておこうと、懸命のサービス。このありさまを見て、アタマにきたのは、フランキーとクリント。みかねたクリントのボディーガード、ブラッキーは、親分クリントのために邪魔者を消そうと、知恵をしぼり一計を案じた。ーフランキーとジョニーが演ずるショーの中に恋人に裏切られた女が、愛する男を射殺するシーンがあるのに目をつけ、その拳銃に実弾を入れておこうというのだ。むろん倒される男の役はジョニー。ー―だが、そのころ赤毛女のネリーは、ジョニーの出現でハッスルしたクリントの結婚申し込みをうけいれていた。最早、ジョニーを殺す必要はなくなったのだ。さあ、泡をくったのは殺人計画実行中のブラッキー。あわててクリントに訳を話し、2人で会場にかけつけたが、劇はすでに始まっており、フランキーの拳銃は火をふいた。ところが、奇蹟的に、フランキーから贈られた胸のペンダントが、弾にあたり、ジョニーは命びろい。そして、このアクシデントのおかげで、フランキーはあっさりジョニーに愛を告白。2組のカップルは各々の幸福にひたった。
「フランキーandジョニー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「フランキーandジョニー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1966 |
公開年月日 | 1966年7月30日 |
製作会社 | エドワード・スモール・プロ映画 |
配給 | ユナイト |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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1966年8月下旬号 | 外国映画紹介 フランキーandジョニー |