解説
万聖節の前夜、不死身のブギーマンが連続殺人を犯すという恐怖映画。78年に30万ドルで製作され、1850万ドルを稼いだ「ハロウィン」の続編に当る。「砂漠のライオン」を監督したムスタファ・アッカドが前作に続いて提供、前回の監督ジョン・カーペンターがデブラ・ヒルと共同で製作に当たり脚本も執筆している。製作総指揮は前作に続いてアーウィン・ヤブランスがジョセフ・ウルフと共に担当。監督は新人リック・ローゼンタール、撮影はディーン・カンディ、音楽はジョン・カーペンターがアラン・ハワースの協力を得て手掛けている。出演は前作に続くジェイミー・リー・カーティス、ドナルド・プレザンス、チャールズ・サイファースのほか、ジェフリー・クレイマー、ディック・ワーロックなど。
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「ブギーマン(1982)」のストーリー
イリノイ州ハドンフィールド。1978年の万聖節の前夜。6歳の時に姉を惨殺したマイケル・マイヤーズが、15年たった今、精神病院から脱走し3人を虐殺。ローリー(ジェイミー・リー・カーティス)はあやうい所を、病院の担当医サム・ルーミス(ドナルド・プレザンス)に救われる。銃弾を雨のようにあびたマイケルは2階から落下。だが、いつの間にか、彼は消えていた。彼は万聖節に現われるという怪物ブギーマンだったのだろうか。ショックを受けたローリーは病院へ運び込まれる。彼女を追って正体不明の物体=ザ・シェイブ(ディック・ワーロック)も病院へ向かう。その途中で数人を惨殺。サムは物体がほんとうに死亡したのか確認したいと主張し、リー・ブラケット保安官(チャールズ・サイファース)を動かして捜査を続行させる。病院に侵入した物体は、守衛、救急車運転手、看護婦を殺害。ローリーは傷ついた身体で逃げ廻る。ローリーの安全を気にかけていた救急車運転手ジミー(ランス・ゲート)もやられてしまう。サムや警官も病院にやって来たが物体は不死身だ。ついにガスを部屋中に充満させ、サムが我が身を犠牲にして暴発させる。物体は火だるまになって倒れた。が、彼はほんとうに死んだのだろうか…。
「ブギーマン(1982)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ブギーマン(1982)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ホラー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1982 |
公開年月日 | 1982年5月22日 |
上映時間 | 92分 |
製作会社 | ジョン・カーペンター/デブラ・ヒル・プロ作品 |
配給 | 東映ユニバースフィルム |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビー |
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1982年7月下旬号 |
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