舞踏ボクシング早変り

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ぶとうけんとうはやがわり

製作国: アメリカ
制作年: 1927
レーティング
ジャンル: ドラマ

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解説

アール・スネル氏の原作を、スネル氏とグラディス・レーマン女史とが脚色し、それを「蹴球王」「曲者揃い」と同じくフレッド・ニューメイヤー氏が監督したもの。主役は「我が医者」「愉快な嘘吐き」と同じくレジナルド・デニー氏で「慕進デニー」でデニー氏と共演したバーバラ・ウォース嬢が相手役を演じている助演者として「ボクシング王」「怪探偵ブレーク」等出演のヘイドン・スティーヴンソン氏、メアリー・カー夫人などの人々が出ている。

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「舞踏ボクシング早変り」のストーリー

エリオット・ベレスフォードは会ては一世に名を響かしたボクシングの選手だった父親の勇猛の血をその体内に秘め受け続いているとは知らずに生い育つて来た。ヴァージニアの耕地に彼はただその母親に甘やかされて住んでいたが、一方父親の以前のトレイナーをしていたジャック・サリヴァンは当時選手として評判をとっていたメロがエリオットの父親を侮辱した言葉を放ったのを聞いて憤り、エリオットを捜し出して彼によってメロを叩きのめし、その頭上から選手の冠を奪い去ろうと決心する。そしてジャックはエリオットを探ねてヴァージニアに行ったが、彼を失望させたことには、エリオットはダンスの名手として風流の名高い男でしかない。がやがて運命の不思議な手か、エリオットに父から受け続いだ勇猛な血が湧き立つ機会が与えられた。そしてやがてエリオットは美事なボクシング選手になったのであったが、未だ彼には本当に対手を叩き殺してしまう程の戦闘精神に欠けていた。ところが愈々試合の始まる前という大切な時に、今まで息子がダンスの教師だと思い込んでいた母親が試合場にやってきた。初めは試合を止めようとした祖母も、試合の進むにつれて熱狂し、エリオットを励ました。勢を得たエリオットは美事にメロをノックアットしてしまうのである。