ブラウンの誕生日

ぶらうんのたんじょうび
製作国
アメリカ

制作年
1937
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

「お化けトラクター」「お馬に乗って」のジョー・E・ブラウン主演映画で、フレッド・バラード原作、「ダイヤモンド・ジム」のハリー・クローク脚色、「魔の超特急」のハリー・ボーモン監督、「お馬に乗って」のL・ウィリアム・オコンネルが撮影した。助演者は「罪と罰」のマリアン・マーシュ、「海を嫌う船長」のエドガー・ケネディ等で、初巻と終巻はテクニカラー着色である。
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ユーザーレビュー

「ブラウンの誕生日」のストーリー

人の一生は運命の星に支配されている。天上の星座金牛宮の覇者たる「牡牛」は人馬宮の「射手」を従えているが、突如月が雲に隠れると、射手は勢力をもり返して牡牛を倒してしまった。この時はるか下界のさるボクシング場の控室で、三流選手ダスティンは牡牛と同じ恰好で倒れている。彼は勝敗は星の運命に依るのだと悠々婚約者ディアヌを訪ねた。彼女の家では近づいた結婚式の準備に忙しい。ところがダスティンは運勢判断の結果式を延ばしてくれと言い、勤め先の銀行をクビになったから将来占い師になると言う。たちまちダスティンは愛想をつかされ戸外へ叩き出された。色々やって見た揚げ句ダスティンは海浜の料理屋に勤めていると、ある日リーガンと言う賭博者の親分と子分「左利き」が、オディ判事の誕生日を祝いにやってきた。ダスティンは判事の持っている競争犬の運勢を判断し、勝利は疑い無しと言ったので、三人は直ぐ競犬場を駆けつけると果して犬は優勝し大金を儲けた。遊園で喫茶店を経営している美少女ジェリイとダスティンは近づきになり、彼女の勧めでラリイ・バークの占い所で働くことになった。そのうち無免許で占いをしたため裁判所に呼び出されたが、係判事がオディだったので、彼の紹介でリーガン親分の顧問に雇われ、ダスティン、ラリイ、ジェリイの三人は共同で立派な事務所を開いた。ダスティンが奇蹟の予言者として上流社会に尊敬されるようになると、前の婚約者ディアヌ一家から婚約の復活を申し込んだので、これを知ったジェリイは嫉妬して姿を消す。リーガンは南米からボクシング選手サルヴァドルを招待し、世界選手クラッカーと試合させることにして、ダスティンの不在中親分が占ってみると勝利と出た。ところが親分は誤ってダスティンの運命を占っていたので、サルヴァドルは負の卦だったのである。驚いた親分はとうとうダスティンを試合と出すことにした。ダスティンの卦は「月の出るにしたがって勝つ」である。未だ日は暮れていない。彼はできるだけ試合を長引かせるため逃げ回っていた。恋人ジェリイも試合と聞いて駆け付け彼を声援する。折しも日は沈み月が現れる、ついにダスティンは勝利を得たのであった。

「ブラウンの誕生日」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ブラウンの誕生日」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1937
製作会社 RKOラジオ映画
配給 RKO支社
レイティング
カラー/サイズ カラー

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