解説
貧乏人の娘と金持ちの息子のロマンスを描く喜劇。製作はローレン・シュラー・ドナー。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョン・ヒューズとマイケル・チニック。監督はミュージック・ビデオ出身でこれが映画第一作のハワード・ドイッチ。脚本はジョン・ヒューズ、撮影はタク・フジモト、音楽はマイケル・ゴアが担当。出演はモリー・リングウォルド、アンドリュー・マッカーシーほか。
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「プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角」のストーリー
高校生アンディ(モリー・リングウォルド)の父ジャック(ハリー・ディーン・スタントン)は妻が家を出て以来、転々と職を変えており、娘にいつも尻を叩かれている。アンディの悩みは、1ヵ月後に迫ったプロムにエスコートしてくれる相手のこと。彼女はアルバイトでイオナ(アニー・ポッツ)が経営しているレコード店で働いている。客のハンサムな青年ブレーン(アンドリュー・マッカーシー)に心ひかれる。彼も同じ高校に通っていて、デートを申し込まれて大喜び。アンディに恋している三枚目のダッキー(ジョン・クライヤー)は気が気でない。ブレーンは親友のステフ(ジェームズ・スペイダー)の家で開かれているパーティにつれていった。ブレーンやステフはブルジョアの典型的なお坊っちゃんで、自分の家の貧しさを自覚させられるアンディ。ブレーンが彼女をプロムに誘った。ブレーンにステフは「あんな貧乏人とつきあうなら絶交だぜ」といい、ブレーンは悩み、アンディの電話にも出ようとしなかった。数日後、父がプロム用のピンクのドレスを買ってきた。学校でブレーンを詰問するが、彼は「君が原因じゃない」と弁解する。うちひしがれたアンディはイオナのアパートを訪ね、イオナがプロムの時に着ていったというドレスをゆずりうけ、父のくれたドレスと一緒に自らデザインして新しいドレスを作った。心残りにならぬようにと、1人でプロムに出かけたアンディを、ダッキーが笑顔で迎えた。片隅のテーブルにすわっていたブレーンが「愛してる」と言って立ち去った。「追いかけないと、もうつきあわないぜ」というダッキーの言葉に、追いかけ2人は抱き合ってキスをするのだった。
「プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角」のスペック
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