解説
アメリカの作家リチャード・フリードのベストセラー小説を、「ポリアンナ」のデイヴィッド・スウィフトとウォルター・ニューマンが脚色し、スウィフトが監督した医者もの。撮影は「電話にご用心」のラッセル・メティ、音楽は「男の罠」のリース・スティーヴンス。出演者は「ペペ」のマイケル・カラン、「凡ては夜に始まる」のクリフ・ロバートソン、「南海漂流」のジェームズ・マッカーサー、ニック・アダムス、アン・ヘルムなど。製作はロバート・コーン。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「インターン(1963)」のストーリー
今年も、ここニュー・ノース総合病院に大学の医科を卒業した青年たちがインターンとしてやって来た。そんな仲の1人コンシダイン(マイケル・カラン)は、著名な精神科医ボニー博士の看護婦に近づき、博士のレジデントになろうとしていた。が、やがて彼は多忙な仕事や、看護婦と恋人との生活のため覚醒剤中毒にかかった。一方、オーティス(クリア・ロバートスン)は、クリスマス・イブに街にでリサという女に会い強くひかれた。大晦日のパーティーになった。その夜、ワーシップ(ジェームズ・マッカーサー)は、看護婦のグローリアとやっとデートの運びとなった。が、グランチャード博士の命令で病院に釘づけとなった。出産があるのだ。その夜、初めて子供を取りあげた。自分の手で新しい生命をこの世に送ったのだ。そう思うと、涙があふれてきた。パーティーから抜け出たオーティスは産科の薬局から子宮収縮剤を盗み出し、親友ワーシップに見とがめられた。リサが妊娠しているのだ。オーティスは病院を追われ、医者への道は永久に閉ざされてしまった。まもなく1年が終わる。いま彼らはレジデントの口の決定に懸命だった。が、レジデント申し込み受諾直前、脊椎空洞症の患者がヴェロナールで中毒死するという事件が起こった。自殺か他殺か、その責任が明確になるまで申し込みの受諾が禁じられた。が、夫人が夫の苦痛を見かねて投薬したと判明した。レジデントの決定が発表された。ワーシップはグランチャード博士のもとに、女子インターンのマドは、女医を軽蔑していたリチオ博士に受け入れられた。が、コンシダインは覚醒剤中毒で監禁された。160名のインターンには、160の違った人生がある。短い1年の歳月だったが、彼らはさまざまなことを知った。思い出が胸を去来して行く。ある者は医者として将来を約束され、ある者は恋を得て巣立っていくのだ。
「インターン(1963)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「インターン(1963)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1963 |
公開年月日 | 1963年6月19日 |
製作会社 | インターン・カンパニー・プロ映画 |
配給 | コロンビア映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1963年6月上旬号 | 新作グラビア インターン |
1963年6月下旬号 | 外国映画紹介 インターン |
1963年7月下旬号 | 外国映画批評 インターン |