もしも建物が話せたら
もしもたてものがはなせたら CATHEDRALS OF CULTURE- 上映日
- 2016年2月20日
- 製作国
- ドイツ デンマーク ノルウェー オーストリア フランス アメリカ 日本
- 制作年
- 2014
- 上映時間
- 165分
解説
「もしも建物が話せたら、彼らは何を語るだろう?」というテーマで6人の名だたる監督たちが、ヴィム・ヴェンダースのもとに集結。「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のヴィム・ヴェンダースが製作総指揮を執り、ヴェンダース、「ランナウェイ 逃亡者」のロバート・レッドフォードなど6人の映画監督が思い入れのある建築物の心の声を映像化したドキュメンタリー。第64回ベルリン国際映画祭ワールドプレミア上映、第27回東京国際映画祭特別招待作品として、2014年10月26日より上映された。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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翻訳家篠儀直子6人の監督のアプローチはさまざまで、観れば必ずお気に入りのパートがあるかと。ベルリン・フィルハーモニーを取り上げ、都市の文化と歴史、建築家の人生、建物のコンセプ... もっと見る
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ライター平田裕介どの建物も、なにかしら名を耳にし、姿を目にしたことがあるものばかり。だからこそ、建造物自身の目線と言葉で、歴史や存在意義を伝えるのはユニークだし、監督各々の手腕... もっと見る
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TVプロデューサー山口剛優れた建築家は常にユートピアの創造を目指すのだろうか? 6人の監督が描く6つの建物にはどれもそんな志が覗える。マイケル・マドセンの撮るハルデン刑務所は懲罰の場所... もっと見る
「もしも建物が話せたら」のストーリー
文化や社会を反映する建物がもしも話せたら、私たちにどのような言葉を語り掛けるのだろうか。一昔前の欧米では、その街を代表する建物は教会であり、教会を見ることによってその街の文化も人々の暮らしも垣間見ることができた。本作では世界の6人の監督が現代におけるその街を象徴する建物を取り上げ、それぞれの街で人々と思い出を共有する思い出の詰まった文化的建物のストーリーを描き出す。
「もしも建物が話せたら」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「もしも建物が話せたら」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | ドイツ デンマーク ノルウェー オーストリア フランス アメリカ 日本 |
製作年 | 2014 |
公開年月日 | 2016年2月20日 |
上映時間 | 165分 |
製作会社 | WOWOW ARTE rbb |
配給 | アップリンク |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://www.uplink.co.jp/tatemono/ |
コピーライト | (C)Wim Wenders (C)Wolfgang Thaler (C)Heikki Farm (C)Alex Falk (C)Oystein Mamen (C)Ali Olcay Gozkaya |
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