フレンチアルプスで起きたこと
ふれんちあるぷすでおきたこと TURIST- 上映日
- 2015年7月4日
- 製作国
- スウェーデン デンマーク フランス ノルウェー
- 制作年
- 2014
- 上映時間
- 118分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
人間の本能が起こしてしまった行動の残酷な代償を、ブラックユーモアを交えて描く人間ドラマ。前作『プレイ』(11)が世界中で話題となり、東京国際映画祭でも監督賞を受賞したリューベン・オストルンド監督最新作であり、人間観察に長け、特殊な状況下における人間の心理の揺れを丁寧に、そして徹底的に描いていく手腕は冴えを増している。もっとも、『プレイ』では危機下における心理描写が強調されていたのに対し、本作では悲しみや希望といった、より「通常の」感情にも重きが置かれており、映画の普遍性は増している。本作は今年のカンヌ映画祭の「ある視点」部門でプレミア上映され、審査員賞を受賞。第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で「ツーリスト」のタイトルで2014年10月25日に上映。
この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
公開時、ダメ夫の話として話題になっていた。
最初の方で、人為的な雪崩が以外に大きくなって、テラスで食事している客のところまで吹き込んでくる。夫婦と子供2人の4人で来ていた家族のところまで来て、旦那が一目散に逃げていき、雪崩が収まったところで戻ってきて家族と食事を続ける、ところからこの話が始まる。
そんなもん、最初から謝って自分はこんな情けない男です、で終わりなのに。そこが謝れないから話がこじれてくるんだよなあ。
心理劇で行くならとことん心理劇で終わってほしかったんだけど、ラストの最終日の強行のスキーとか、麓に帰るバスでのゴタゴタとか。何だかなあ。これで終わってしまうの。
まず、強行のスキー、危機管理が全く出来ていないし、それに、なんか別な女の人の声しなかった?もう一人登場するかと思ったら、4人家族だけで終わっているし。最後のバスについても、あんなヘアピンをバスで1回で回れなんて、無理だよ。普通車でも切り返しが必要に見えたし。
妻だって些細なことで騒ぐじゃないか、って事?
心理劇で夫婦の不毛を描いてくれると良かった。
それと、ホテルの従業員が夫婦のやりとりを観ているんだけど、話の中に入ってこない。なんか、ストーリー展開にからませればよかったのに。
閑話休題。フレンチアルプスのホテルってあんなところに建っているの。ついつい考えてしまうのは上下水道ってどうしているんだろう。電気はわざわざあんなところまで引いているんだ。
「フレンチアルプスで起きたこと」のストーリー
スウェーデンの4人家族がフランスのスキーリゾートで休暇を過ごしている。楽しい休みのはずだったが、2日目の昼に山腹のレストランのテラスでランチを食べていると、目の前の山が雪崩を起こしている。家族は無事だったが、休暇の残りは極めて気まずいものになっていく…。
「フレンチアルプスで起きたこと」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「フレンチアルプスで起きたこと」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | スウェーデン デンマーク フランス ノルウェー |
製作年 | 2014 |
公開年月日 | 2015年7月4日 |
上映時間 | 118分 |
配給 | マジックアワー |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://www.magichour.co.jp/turist/ |
コピーライト | (C)Fredrik Wenzel |
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