解説
1989年に発表された士郎正宗によるSF漫画『攻殻機動隊』は、その後映画やテレビアニメ、OVAとして映像化、国内外広く影響を与え続けてきた。そんな『攻殻機動隊』の誕生25周年を記念し制作された長編アニメーション。人が直接電脳につながることができるようになった近未来を舞台に、電脳犯罪を未然に防ぐ攻殻機動隊が結成された背景やリーダーの草薙素子の過去を描いていく。「攻殻機動隊ARISE」シリーズで組んだ総監督の黄瀬和哉と小説家の冲方丁が、本作でもタッグを組んでいる。監督は「劇場版 戦国BASARA-The Last Party-」の野村和也。アニメーション制作は「攻殻機動隊」シリーズを手がけてきたProduction I.G.。
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「攻殻機動隊 新劇場版」のストーリー
2029年3月、総理大臣が暗殺される事件が起き、類まれなハッカースキルを持つ草薙素子(声:坂本真綾)の元上司である501機関のクルツも被害に遭う。草薙はバトー(声:松田健一郎)やトグサ(声:新垣樽助)といったはぐれ者たちと捜査をはじめるが、メンバーをパーツだと言い放ち反発される。捜査が進むにつれ、義体開発に大きく関わる技術的障害『デッドエンド』をめぐる政治的取引や、洗脳やゴーストへの侵入、疑似記憶の形成電脳ウィルス『ファイア・スターター』、さらに草薙の過去にも関することが事件に絡んでいることがわかる。事件の背景を掴んだ草薙は、メンバーに自分のゴーストに従うよう最後の命令を告げ、一人戦いに向かっていく。
「攻殻機動隊 新劇場版」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「攻殻機動隊 新劇場版」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF アクション |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2015年6月20日 |
上映時間 | 100分 |
製作会社 | 「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会(アニメーション制作 Production I.G) |
配給 | 東宝映像事業部 |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://kokaku-a.jp/ |
コピーライト | (C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会 |
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