解説
杉浦日向子の同名漫画を「カントリーガール」の小林達夫が映画化。幕末、将軍慶喜の警護および江戸市中の治安維持を目的として結成された“彰義隊”に加わり、急激な時代の変化に呑み込まれていく若者たちの姿を描く。出演は「許されざる者」の柳楽優弥、「僕は友達が少ない」の瀬戸康史、「チョコリエッタ」の岡山天音、「舟を編む」のオダギリジョー。脚本は「天然コケッコー」の渡辺あや。
ユーザーレビュー
「合葬」のストーリー
慶応4年(1868年)の鳥羽・伏見の戦い後、将軍慶喜の警護および江戸市中の治安維持を目的として有志により“彰義隊”が結成される。秋津極(柳楽優弥)は、福原悌二郎(岡山天音)の妹・砂世(門脇麦)との婚約を破談にし、自らの意思で彰義隊へ入隊。クールな物腰の反面、主君慶喜に対して熱い忠誠心を持っていた。一方、極と悌二郎の幼なじみ・吉森柾之助(瀬戸康史)は、養子先の笠井家を追い出され、行くあてもなく赴くままに彰義隊へ入ってしまう。彰義隊の存在意義に疑問を呈する悌二郎は、彰義隊の幹部で穏健派・森篤之進(オダギリジョー)に意見するが、柾之助や極と関わり翻弄されていく。そんな中、茶屋の仲居・かな(桜井美南)は、ある事件をきっかけに極に恋心を抱くようになる。しかし、柾之助がかなを好きになり、三角関係となってしまう……。
「合葬」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「合葬」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 時代劇 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2015年9月26日 |
上映時間 | 87分 |
製作会社 | 「合葬」製作委員会 |
配給 | 松竹メディア事業部 |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://gassoh.jp/ |
コピーライト | (C)2015 杉浦日向子・MS.HS/「合葬」製作委員会 |
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