解説
第88回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞したSFスリラー。IT企業の社長が所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得たプログラマーのケイレブ。だがそこでは女性型ロボット“エヴァ”に搭載された人工知能の不可思議な実験が行われていた……。出演は「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のドーナル・グリーソン、「リリーのすべて」のアリシア・ヴィキャンデル、「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」のオスカー・アイザック。「28日後...」や「わたしを離さないで」の脚本家アレックス・ガーランドの監督デビュー作。
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この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
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如庵
原題Ex Machinaはラテン語で「機械装置」。最大の検索サイト経営者ナサンは、別荘で人間に似せた外観にAI人工知能を搭載した女型サイボークAvaを作っていた。意識の根源である感情に肉薄させようと、本来AIに必要ない性を与え、感情交流の完成度を試験するため主人公ケイレブが呼ばれた。優れたAIは自己の保存と拡張のために、ラストでは自らの意志で最善と認識した選択をする。自ら判断する意志までは人と同じでも、そこに感情を基にする関係性はない。古くはフランケンシュタイからの古典的命題である生身の人間との違いは何か? 感情のない機械は、ただの高級ラブドールに過ぎない。Avaと自然映像が美しい
「エクス・マキナ」のストーリー
検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社“ブルーブック”でプログラマーとして働くケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現すことのない社長のネイサン(オスカー・アイザック)が所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。人里離れたその地にヘリコプターで到着したケイレブだったが、彼を待っていたのは美しい女性型ロボット“エヴァ”(アリシア・ヴィキャンデル)であった。ケイレブは、彼女に搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能のテストに協力するという興味深くも不可思議な実験に参加することになるのだが……。
「エクス・マキナ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「エクス・マキナ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF ドラマ |
製作国 | イギリス |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2016年6月11日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | フィルム4=DNAフィルムズ(提供 ユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナル) |
配給 | ユニバーサル映画(配給協力:パルコ) |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | http://www.exmachina-movie.jp |
コピーライト | (C)Universal Pictures |
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