解説
ロッテルダム国際映画祭観客賞を始め、世界各国の映画祭で数々の賞に輝いた作品。田舎町で1人静かに暮らす初老の男性の前に、奇妙な男が現われ共同生活を始めたことから人生が変わってゆく。監督のディーデリク・エビンゲは本作で長編デビュー。出演はオランダで活躍し、演技力に定評のあるトン・カス、ルネ・ファント・ホフ。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
-
【DVD】孤独のススメ
TVで観る
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
翻訳家篠儀直子広い意味での喜劇ではあるものの、宣伝ヴィジュアルの明るい色調と日本公開題名から想像されるだろうものよりずっとシリアス。「天使のような歌声」が「天使のような男」へ... もっと見る
-
ライター平田裕介片やなにかと自縄自縛に陥り、片やどこかに収容されてもおかしくないほど無垢で奔放。そんな相反した彼らのやりとりに笑い、徐々に明かされていく主人公の過去にハッとし、... もっと見る
-
TVプロデューサー山口剛死んだ妻の思い出に生きる謹厳実直な独居老人のフレッド。知的な風貌だが幼児的な言葉しかしゃべれない浮浪者テオ。偶然始まる二人の生活のおかしさ。オランダの長閑な田園... もっと見る
「孤独のススメ」のストーリー
オランダの田舎町。妻に先立たれ、1人静かに暮らす初老の男フレッド(トン・カス)。信仰篤いこの町で、毎週日曜日の礼拝以外は周囲との付き合いを避けて、ひっそりと生活していた。そんな彼の前に、ある日突然、言葉も過去も持たない男テオ(ルネ・ファント・ホフ)が現れ、なぜか家に居ついてしまう。やむなく始まる奇妙な共同生活。次第に2人の間に奇妙な友情が芽生え、ルールに縛られたフレッドの日常は鮮やかに色づいてゆく。ところが、保守的な田舎町に住む近隣の住民は、彼らのことを問題視。村から追い出そうとするが……。
「孤独のススメ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「孤独のススメ」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2016年4月下旬号 |
UPCOMING 新作紹介 「孤独のススメ」 REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「孤独のススメ」 |