解説
映画初主演のプロレスラー・飯伏幸太が大怪獣とバトルを繰り広げる、「アウターマン」の河崎実監督の特撮映画。東京に現れた大怪獣モノを倒すため、西郷博士は助手の新田に万能細胞を投与し巨大化させる。新田はモノを倒すが、謎の女が彼に近づく。出演は、プロレスラーの鈴木みのる、『獣電戦隊キョウリュウジャー』の斉藤秀翼、「ウルトラマンサーガ」の真夏竜、モデルの河西美希、「インモラル 凍える死体」の赤井沙希。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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評論家上野昻志おバカ映画である。だが、これがいいのは、おバカ映画であることを十分に自覚して、それに徹しようとした作り手の心意気が全篇に漲っていることだ。STAP細胞ならぬセタ... もっと見る
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映画評論家上島春彦この手の怪獣物は褒めるのも妙だがけなすのも妙。優れているのはつじつま合わせの三人一役コンセプトであり、プロレス好きなら楽しめること疑いなし。怪獣が、奪われた子ど... もっと見る
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映画評論家モルモット吉田他の大手映画会社が台風を過ぎ去るのを待つ中、「シン・ゴジラ」に便乗して企画をでっち上げる映画屋的な心意気は買い。とは言え、いつもの河崎実映画なのでお好きな方はど... もっと見る
「大怪獣モノ」のストーリー
東京に現れた大怪獣モノは首都を蹂躙し、その強力な電磁波によって自衛隊の全兵器を無力化する。なすすべもない防衛省が助けを求めたのは、捏造疑惑で学会を追放されたバイオ研究の第一人者、西郷博士(真夏竜)だった。博士は自身が開発した万能細胞“セタップX”を助手の新田(斉藤秀翼)に投与する。新田は巨大化し、身長40メートルの超人(飯伏幸太)に変身してモノに立ち向かう。モノに勝った巨大化した新田はたちまち日本中のヒーローとなる。博士の研究を巡り新田に近づく謎の女リサ(赤井沙希)の存在を、博士の娘・美和(河西美希)は気にする。再び大怪獣モノが出現し、新田は巨大化する。しかし、学習したモノに新田は倒される。再強化するために毒には毒を、と西郷は最終手段を決断する。果たして新田はモノを倒し、日本を救うことができるのか?
「大怪獣モノ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「大怪獣モノ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF パニック |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2016年7月16日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | キングレコード=リバートップ |
配給 | アーク・フィルムズ |
レイティング | |
公式サイト | http://mono-movie.com/ |
コピーライト | (C)2016「大怪獣モノ」製作委員会 |
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