解説
44年のカリフォルニアを舞台に、人妻と2度も駆け落ち事件を起こした15歳の少年の姿を実話を基に描く。製作はゲーリー・アデルソンとカレン・マック、監督・脚本はフィル・アルデン・ロビンソン、撮影はジョン・リンドレイ、音楽はラルフ・バーンズが担当。出演はパトリック・デンプシーほか。
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「ウー・ウー・キッド」のストーリー
44年のカリフォルニアパーティに出席した15歳の少年エルスワース・ワイズカーヴァー(パトリック・デンプシー)は、そこの女主人ジュディ・クジマノ(タリア・バルサム)の優しさに心惹かれ、彼女が夫のカルロ(トニー・ロンゴ)に殴られアザをつくっているのに見かねてジュディと駆け落ちする。ユマで結婚式をあげる2人だが、デンバーで逮捕、裁判で2度と会えなくされてしまう。しかしマスコミによって一躍“ウー・ウー・キッド”ともてはやされるようになったソニーは、ロングビーチのクリート叔父(ダグラス・ロウ)のところへ預けられることになったが、すぐさま家出してマグロ加工工場に勤めるようになる。そして彼は下宿先で楽天家の人妻フランシーヌ・グラッド(ビヴァリー・ダンジェロ)と知り合い、誰にも知られない所へと再び駆け落ちするが、一夜を過ごした後今度は自首して出た。6年の実刑をうけたソニーは刑務所に入る前に脱走、映画館に逃げ込むが、そこで案内嬢ウェンディ(キム・マイヤーズ)と出会い、今度は2人は結婚した。あれから42年、エルスワース・ワイズカーバーは57歳、健在である。
「ウー・ウー・キッド」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ウー・ウー・キッド」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1987 |
公開年月日 | 1988年5月28日 |
製作会社 | ゲイリー・アドルスン/カレン・マック・プロ作品 |
配給 | 日本ヘラルド |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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1989年5月下旬号 | 外国映画紹介 ウー・ウー・キッド |