ワース 命の値段

わーすいのちのねだん WORTH
上映日
2023年2月23日

製作国
アメリカ

制作年
2019
上映時間
118分

ジャンル
社会派 ドラマ

check解説

マイケル・キートンが主演・製作を兼任した実録ドラマ。アメリカを襲った9.11テロの発生直後、約7000人ものテロ被害者に補償金を分配する国家的な大事業に挑む弁護士のケン・ファインバーグ。犠牲者遺族の苦悩と向き合いながら、前代未聞の難題に立ち向かってゆく。共演は「魔女がいっぱい」のスタンリー・トゥッチ、「セントラル・インテリジェンス」のエイミー・ライアン。監督は『リトル・アクシデント 闇に埋もれた真実』のサラ・コランジェロ。
映画館で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督/脚本家
    いまおかしんじ
    やたら真面目そうな弁護士が主人公。彼はすごいオーディオセットの前に座り一人静かに音楽を聴く。真面目でいい人なんだけどちょっと偏屈。融通がきかない。正しさを押し通... もっと見る
  • 文筆家/俳優
    睡蓮みどり
    「感動の実話」は往々にして感動するよう仕向けられる。当初、特別管理人となったものの被害者たちの声を聞かなかった“嫌われ者”のファインバー... もっと見る
  • 映画批評家、都立大助教
    須藤健太郎
    優れた小品だが、うかつに評価はできない。迷いの理由は、「アメリカ vs.合衆国」の構図にあって、本作がアメリカの勝利を謳うのでないからである。アメリカ映画である... もっと見る

「ワース 命の値段」のストーリー

2001年9月11日、アメリカ同時多発テロが発生。未曾有の大惨事の余波が広がる同月22日、被害者と遺族を救済するため、政府は補償基金プログラムを立ち上げる。プログラムを束ねる特別管理人に就いたのは、ワシントンD.C.の弁護士ケン・ファインバーグ(マイケル・キートン)。調停のプロを自認するファインバーグは、独自の計算式に則って個々人の補償金額を算出する方針を打ち出す。だが、様々な事情を抱える被害者遺族の喪失感や悲しみに接するなか、ファインバーグ率いるチームは数々の矛盾に直面してゆくのだった。被害者遺族の対象者80%の賛同を得ることを目標とするチームの作業は停滞する一方、プログラム反対派の活動は勢いを増す。やがてプログラム申請の最終期限である2003年12月22日が刻一刻と迫り、苦境に立たされたファインバーグは大きな決断を下すのだが……。

「ワース 命の値段」の映像

「ワース 命の値段」の写真

「ワース 命の値段」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ワース 命の値段」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派 ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2019
公開年月日 2023年2月23日
上映時間 118分
製作会社 MadRiver Pictures=Anonymous Content=Sugar23=Royal Viking Entertainment=SteeplechaseAmusements
配給 ロングライド(提供:ギャガ=ロングライド)
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト https://longride.jp/worth/
コピーライト (C)2020 WILW Holdings LLC. All Rights Reserved.

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2023年3月下旬映画業界決算特別号 記録から記憶に 「ワース 命の値段」
2023年3月上旬号 REVIEW 日本映画&外国映画 「ワース 命の値段」
UPCOMING 新作紹介 「ワース 命の値段」