解説
「いいにおいのする映画」が、MOOSIC LAB 2015でグランプリ、観客賞ほか6冠を獲得した25歳の新鋭・酒井麻衣の商業映画デビュー作。子役から女優への成長途上にある12歳の少女ナノカは、亡き母がかつて演じた舞台の主役の座を掴むが……。出演は「3月のライオン 前編・後編」の原菜乃華、「笑う招き猫」の松井玲奈。
映画館で観る
配信で観る
TVで観る
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「はらはらなのか。」のストーリー
人々の心に残る女優になりたい。そう願いながらも、なかなか芽が出ない子役・原ナノカ(原菜乃華)。もうすぐ13歳になる彼女は、寂しい時にだけ見えるもう1人の自分・透明ナノカがいなければ、朝起きることもできない。父の直人(川瀬陽太)には素直になれず、まだ夢見がちな迷える年頃。自分が生まれた時に亡くなった母・マリカ(松本まりか)に憧れて女優業を始めたものの、オーディションに行っても不合格続き。モヤモヤした日々を送っていた。そんなある晩、父の都合で田舎町に引っ越してきたナノカは、舞台『まっ透明なAsoべんきょ~』の再演とキャスト募集のチラシが入った封筒を見つける。それは、13年前に母が出演した舞台だった。“絶対に主役をやりたい!”と反対する父に内緒で、オーディションを受けることを決意。そんな折、運命のいたずらか、初演で母の娘役を演じたリナ(松井玲奈)の喫茶店が見つかる。時を同じくして、転校先のスター生徒会長・凜(吉田凜音)とも出会い、歌手を目指すリナの存在に少しずつ感化されていく。何とか主役を勝ち取ったナノカは、劇団Z-Lionの演出家(粟島瑞丸)の指導の下、稽古を開始。だが、なかなか役の気持ちを掴み切れない。演技をすることは“本当”か“嘘”なのか。ナノカが辿り着く未来とは……?
「はらはらなのか。」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「はらはらなのか。」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 青春 ファンタジー ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2017年4月1日 |
上映時間 | 100分 |
製作会社 | 「はらはらなのか。」製作委員会(製作幹事:DLE)(制作:マウンテンゲートプロダクション) |
配給 | SPOTTED PRODUCTIONS |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://haraharananoka.com/ |
コピーライト | (C)「はらはらなのか。」製作委員会 |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2017年4月下旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 「はらはらなのか。」 |
2017年4月上旬号 | UPCOMING 新作紹介 「はらはらなのか。」 |