ショコラ 君がいて、僕がいる
しょこらきみがいてぼくがいる CHOCOLAT
解説
「最強のふたり」のオマール・シーとチャップリンの実孫ジェームス・ティエレが20世紀初頭に実在した芸人コンビを演じる人間ドラマ。フランス北部のサーカスで白人芸人フティットと黒人芸人カナンガはコンビを組み、人気を博す。その噂はパリまで届き……。監督は、「デイズ・オブ・グローリー」でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した俳優ロシュディ・ゼム。
ユーザーレビュー
「ショコラ 君がいて、僕がいる」のストーリー
20世紀初頭のフランス。仕事を求めていた白人芸人フティット(ジェームス・ティエレ)は、フランス北部のさびれたサーカスを訪れる。フティットはそこで人食い族を演じる黒人の男カナンガ(オマール・シー)に興味を持ち、“白人と黒人のコンビ”という前代未聞の組み合わせを提案する。カナンガは“ショコラ”と芸名を変え、フティット&ショコラはサーカスを連日満員大入りにするほど話題を呼ぶ。二人の噂はパリにまで届き、名門ヌーヴォー・シルクの専属になる。ショコラとフティットはベル・エポック期のパリでいちばんの人気芸人となった。ショコラは贅沢品を買い漁り、酒とギャンブルにはまっていく。一方、舞台を下りると笑顔が消えるフティットは、常にネタ作りに励んでいた。そんななか、ショコラは看護師マリーと出会う。フティット&ショコラとしてマリーの勤める病院に慰問を続けるうち、ショコラとマリーは惹かれ合っていく。ある日、ショコラが不法滞在の容疑で逮捕される。ショコラは連行され、凄惨な拷問を受ける。数日後、ヌーヴォー・シルクの座長の計らいで釈放されるが、ショコラの心に傷が残る。奴隷の子として生まれたショコラは、白人の召使であった父親同様、差別されてきたのだ。ヌーヴォー・シルクに帰ってきたフティット&ショコラは相変わらずの人気だったが、ショコラは以前にも増して酒とアヘンに溺れ、ギャンブルにのめり込んでいく……。
「ショコラ 君がいて、僕がいる」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ショコラ 君がいて、僕がいる」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 伝記 ドラマ |
製作国 | フランス |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2017年1月21日 |
上映時間 | 119分 |
配給 | 東北新社 STAR CHANNEL MOVIES |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSR |
公式サイト | http://chocolat-movie.jp/ |
コピーライト | (C)2016 Gaumont / Mandarin Cinema / Korokoro / M6 Films |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2017年2月上旬号 |
「ショコラ ~君がいて、僕がいる~」 インタビュー ジェームス・ティエレ アスリートの強い身体と狂気のようなもの UPCOMING 新作紹介 「ショコラ ~君がいて、僕がいる~」 |
キネマ旬報増刊 大人のシネマ・ライフ 2016Summer→Autumn | 映画が知っているたいせつなこと わたしのシネマ・ライフ1 映画評論家・久保玲子の試写室日記「ハイ・ライズ」「めぐりあう日」「エヴォリューション」(仮)「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」「ショコラ」(原題) |