海は燃えている イタリア最南端の小さな島

うみはもえているいたりあさいなんたんのちいさなしま FIRE AT SEA
上映日
2017年2月11日

製作国
イタリア フランス

制作年
2016
上映時間
114分

レーティング
一般映画

check解説

「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」のジャンフランコ・ロージ監督による第66回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞のドキュメンタリー。イタリア最南端に位置するランペドゥーサ島を舞台に、島民の日常や過酷な旅を経て島にたどり着いた難民・移民の姿を映し出す。劇場公開に先駆け、2016年10月9日、第11回 UNHCR 難民映画祭にて上映。
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  • 【DVD】海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~

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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映像演出、映画評論
    荻野洋一
    イタリアで離島の映画といえば、ロッセリーニの「ストロンボリ」(49)だ。バーグマンが地中海の島男と一緒になるも、島での閉塞的生活に悲鳴を上げる。突拍子もない比喩... もっと見る
  • 脚本家
    北里宇一郎
    やっぱり今そこにある問題を描くには、ルーティンではダメなんだろうか。島の人々の生活と難民の状況が並行して描かれ、互いに接触することがない。無造作な作りだが、意識... もっと見る
  • 映画ライター
    中西愛子
    地中海を渡った5万人を超える難民の玄関口となる、イタリア、ランペドゥーサ島。ドキュメンタリーだが、この島から難民問題をジャーナリスティックに語るのではなく、島に... もっと見る

「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」のストーリー

イタリア最南端、北アフリカにもっとも近いヨーロッパ領の小さな島、ランペドゥーサ島。ここで暮らす12歳の少年サムエレは、友だちと手作りのパチンコで遊ぶのが大好きな普通の子どもだ。そして島の人々もまたどこにでもある日々を生きている。だがこの島にはもうひとつの顔がある。この数十年間、アフリカや中東から船でやってくる移民や難民にとって、ランペドゥーサ島はヨーロッパの玄関口であった。平和と自由で幸せな暮らしを求め、命がけで海を渡る人々。しかしその過程で多くの人が命を落とす。日々この人道危機を目の当たりにしてきた島の日常にカメラは静かに寄り添う……。

「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」のスペック

基本情報
製作国 イタリア フランス
製作年 2016
公開年月日 2017年2月11日
上映時間 114分
配給 ビターズ・エンド(提供 ビターズ・エンド=朝日新聞社)
レイティング 一般映画
公式サイト http://www.bitters.co.jp/umi/
コピーライト (C) 21Unoproductions_Stemalentertainement_LesFilmsdIci_ArteFranceCinéma

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