解説
ドロシー・クライダーの原作をリチャード・M・ポウルとフィリップ・ラップが劇化、ラリー・マークス、マイケル・モリス、ウォルド・ソルトが脚色、「あしやからの飛行」のマイケル・アンダーソンが演出したコメディ。撮影はジョセフ・ラシェル、音楽はモートン・スティーヴンスが担当した。製作はハロルド・ヘクト。出演は「隊長ブーリバ」で共演したトニー・カーティス、クリスティン・カウフマン、「ニューマンという男」のラリー・ストーチ、ほかにマーティ・インジェルス、ジャック・オービュション、ピエール・オラフなど。
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「ムッシュ・コニャック」のストーリー
芸人上りの男やもめ、ポンション(ジャック・オービュション)とその娘ジゼル(クリスティン・カウフマン)の飼犬コニャックは、パリで最も有名な映画スターとして莫大な収入をあげ、豪華な大邸宅に住んでいた。しかしそんなコニャックにも3つの弱点があった。娘ジゼルに夢中になって、ことごとく彼女に嫉妬すること、むやみに酒を好むこと、そして『パメラの犬芸一座』の踊手、牝犬プーピーにぞっこん参っていることだ。ある晩コニャックはコニャックを飲んで酔っぱらい、プーピーのいるナイトクラブに行き、そこで一座のフルート吹きテリー(トニー・カーティス)に会い、意気投合して、ぐでんぐでんに酔払い、テリーのアパートに行き、朝まで寝こんでしまった。ポンション家では犬が姿を消したとあって大騒ぎ。やっとアパートをつきとめて、テリーをつるしあげた。しかしジゼルはそんなテリーに一目惚れ、テリーもジゼルが好きになって、2人は親の反対を押しきって結婚した。面白くないコニャックは、2人の後をつけまわして、その仲を邪魔した。困りはてたテリーは、コニャックが自宅でテレビ出演中に、プーピーを連れてきて、テレビ出演をめちゃめちゃにした。コニャックは改心してプーピーと一緒になり、テリーとジゼルは平和な生活を送れるようになった。
「ムッシュ・コニャック」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ムッシュ・コニャック」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1964 |
公開年月日 | 1964年5月29日 |
製作会社 | ユニヴァーサル映画 |
配給 | ユニヴァーサル |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
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1964年6月下旬号 |
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