リンキング・ラブ
りんきんぐらぶ LINKING LOVE
解説
萩島宏による同名ネット小説を「ガメラ」シリーズの金子修介監督が実写映画化。両親の離婚危機を阻止するため、2017年からバブル終焉直後の世界へとタイムスリップした女子大生・美唯が、若き日の母親やその友人たちと共にアイドルグループ・ASG16を結成する。出演は、アイドルグループAKB48の田野優花、「22年目の告白 私が殺人犯です」の石橋杏奈、「Dance!Dance!Dance!!」の白洲迅、「超高速!参勤交代 リターンズ」の中尾明慶、「笑う招き猫」の落合モトキ。脚本は、金子修介と「太陽の蓋」の長谷川隆。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
まず、主演がブスすぎる。で、ストーリーは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の丸パクリ。で、聞きたくもないAKBをフルコーラスで何曲も聴かされる。まあ、覚悟しては観たけど。でも主演のブスは覚悟していなかった。もうちょっとまともなのいなかったのかねえ。
金子修介は日活ロマンポルノの頃から好きで、「ガメラ」3部作なんか最高だったよな。でも喰うためにはプログラムピクチャーも作らなきゃいけないよね。それでも大森一樹のスマップを主演にした「シュート!」よりはよく出来ているよ。二人とも完全に職業監督になってしまったねえ。「就職戦線異状なし」も公開時に観たよ。金子修介らしいのは映画のスタート部分かな。自分の映画を自虐ネタにしているのは良いね。もう少し自虐ネタを入れると面白かったのに。製作がBS-TBSのせいか、チラチラとフジテレビを皮肉っているように見えるのは穿った見方でしょうか。
ラップシーンで駒木根隆介が出てくるけど、さすが駒木根、ラップが決まっていた。評価するのはここまで。
「リンキング・ラブ」のストーリー
2017年。両親と同じ青山星陵学院大学に通う真塩美唯(田野優花)は、アイドルになる夢が叶わず、鞍替えして始めたラップもフリースタイルバトル決勝戦で負けてしまう。美唯が帰宅すると、ダメな父・健一郎(渡辺徹)に愛想を尽かし、母・由美子(石橋杏奈)が家を出るところだった。家庭が崩壊し、途方にくれる美唯の前に現れたのは、部屋にあった魔法のランプから飛び出してきた守護神と名乗る怪しい男(西村まさ彦)。“3つの願い事”を叶えてくれるというが、早合点した守護神は突如、美唯をバブル末期の1991年へとタイムスリップさせてしまう……。そこは若き日の両親が通うキャンパスだった。だが女子大生の由美子(石橋杏奈)と健一郎(白洲迅)は、交際しているものの心がすれ違いぎみ。このままでは自分は生まれない……と不安になった美唯は、アイドル好きの健一郎を振り向かせるため、美唯が大好きなAKB48の楽曲を持ち込んで、由美子やその友人たちとアイドルグループ・ASG16を結成する。厳しいレッスンと数々の試練を乗り越え、美唯は未来を変えることができるのか……。
「リンキング・ラブ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「リンキング・ラブ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF コメディ 青春 ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2017年10月28日 |
上映時間 | 116分 |
製作会社 | AiiA Corporation(企画:Y&N=Brothers=クムナムエンターテインメント/企画協力:ユーティリティ/制作会社:シネムーブ) |
配給 | BS-TBS(配給協力:トリプルアップ) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://movie.linking-love.com/ |
コピーライト | (C)2017 AiiA Corporation |
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