解説
フレデリツク・ハットン、ファニー・ハットン合作の物語によって、「フランス娘」「赤い谷から来た男」等と同じくエドモンド・モーティマーが監督したもので、主役は「フランス娘」「出世水兵」等出演のシャーリー・メイスンで、相手役は「吃驚仰天」「後家さん御用心」等出演のブライアント・ウォッシュバーンが演じ、リチャード・タッカー、シヤノン・デイ等が助演している。
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ユーザーレビュー
「憂きも辛きも何のその」のストーリー
シルヴィア・ジョーイはニューヨークブロードウエイのキャバレーの踊り子としてすばらしい人気者だった。彼女のパトロンで劇壇の有力者ジョン・ベントンは彼女の歓心を買うことに努めていた。ところが青年俳優として技芸も人気も人並み優れたジョン・ワーデイングははからずもシルヴィアの艶姿を見て恋に落ち、彼女もワーデイングを憎からず思ううちに、2人の仲は日毎に睦まじくなり遂に結婚するに至った。出し抜かれた形のベントンは嫉妬の揚げ句愚劣なる策略をめぐらして新婚夫婦の仲を裂かんと企てた。彼は劇界に勢力あるを利用し、ワーデイングを俳優として劇界に立つ能はざらしめんと、暗中に飛躍した。ベントンの中傷は的確なる効果を上げ、ワーデイングの名声は見る見る失墜した。かくて彼はシルヴィアと別居しなければならぬ様になった。ワーデイングと反対にシルヴィアの人気は益々盛んになった。ワーデイングは悲観して、シルヴィアと離婚せんと決心しその旨を認めた手紙を投函しに出て、はからずもタクシーと衝突して重傷を負った。一方ベントンは独居したシルヴィアにうるさく着き纏って甘言を以てその愛を得んと努めた。しかし彼の奸策も遂に破れる時が来てシルヴィアとワーデイングは以前に増す睦まじい夫婦となった。
「憂きも辛きも何のその」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「憂きも辛きも何のその」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1924 |
製作会社 | フォックス映画 |
配給 | フォックス支社 |
レイティング |