恋とボルバキア
こいとぼるばきあ- 上映日
- 2017年12月9日
- 製作国
- 日本
- 制作年
- 2017
- 上映時間
- 94分
- レーティング
解説
セルフドキュメンタリー「アヒルの子」でデビューした小野さやか監督作品。セクシュアル・マイノリティの人々の姿を通して、曖昧で混沌とした性や、恋や夢、幸せのかたちや生きづらさに限りがないことを描き出す。プロデューサーは、「FAKE」の橋本佳子。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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評論家上野昻志ピュアだね。ここに出てくる子たちは、みんなとてもピュアに見える。なぜなのか? たぶん、自分が「普通」と少し違っているということを自覚しているからではないか。自分... もっと見る
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映画評論家上島春彦面白い。が、もっと面白くても良かったんじゃないか、なんて感じさせてしまうところが惜しい。意図的な構成だが、描かれる事例が並列的。それ自体は上手で飽きさせないもの... もっと見る
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映画評論家吉田伊知郎多彩な性と愛の形が描かれるが普遍的な恋愛映画でもある。勝手に区分して分かったようなことを言う愚かさを実感させる。親子が対面した時や、恋人と話し合う席にもカメラは... もっと見る
「恋とボルバキア」のストーリー
大手広告代理店の推計では、日本人の7.6%がセクシュアル・マイノリティであるという。体の性、心の性、好きになる性、表現する性……いくつもの要素からセクシュアリティを考えることができるが、それはまた新しいディジタルな境界線を引くことであるかもしれない。お洒落がしたくて女装を始めたらいつのまにか男の人に恋をしていたり、素敵な女の子に一目惚れをしたら彼女は彼だったなど、私たちの性はとても曖昧でカラフルで混沌としていることを本作は教えてくれる。その分、恋や夢や、幸せのかたちも、抱える生きづらさも限りがないのだ。
「恋とボルバキア」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「恋とボルバキア」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | 日本 |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2017年12月9日 |
上映時間 | 94分 |
製作会社 | DOCUMENTARY JAPAN=LADAK=Blue Berry Bird |
配給 | 東風 |
レイティング | |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://www.koi-wol.com/ |
コピーライト | (C)2017「恋とボルバキア」製作委員会 |
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