日日是好日(にちにちこれこうじつ)

にちにちこれこうじつ
上映日
2018年10月13日

製作国
日本

制作年
2018
上映時間
100分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

森下典子の人気エッセイを「光」の大森立嗣監督が、黒木華主演で映画化。20歳の大学生・典子は、突然母親から茶道を勧められる。戸惑いながらも従姉妹の美智子と共に、タダモノではないとうわさの茶道教室の先生・武田のおばさんの指導を受けることになるが……。共演は「万引き家族」の樹木希林、「あやしい彼女」の多部未華子、「海を駆ける」の鶴田真由、「ばぁちゃんロード」の鶴見辰吾。撮影を「リバーズ・エッジ」の槇憲治、音楽を「羊と鋼の森」の世武裕子が務める。
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2024年4月29日放送
NHK BSプレミアム

ユーザーレビュー

「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」のストーリー

真面目で理屈っぽい20歳の大学生・典子(黒木華)。おっちょこちょいな自分に嫌気がさす典子は、ある日、母親(郡山冬果)から「お茶、習ったら」と突然勧められる。意味がわからず困惑する典子だったが、同い年の従姉妹・美智子(多部未華子)からも誘われ、二人は自宅近くにある茶道教室の先生を訪ねる。その先生は大きな家にひとりで暮らし、巷で“タダモノじゃない”とうわさの武田のおばさん(樹木希林)だった。稽古初日。典子と美智子を茶室に通した武田先生は、挨拶もほどほどに稽古を開始。折り紙のような帛紗さばき、ちり打ちをして棗を『こ』の字で拭き清める。茶碗に手首をくるりと茶筅を通し『の』の字で抜いて、茶巾を使って『ゆ』の字で茶碗を拭く。お茶を飲み干すときにはズズっと音をたてる。茶室に入る時は左足から、畳一帖を六歩で歩き七歩目で次の畳へ……。意味もわからない所作に戸惑うふたり。毎週土曜、そんなふたりの稽古は続いた。鎌倉の海岸。大学卒業を間近に控えたふたりは、お互いの卒業後を語り合う。美智子は貿易商社に就職。だが典子は志望の出版社に落ちて就職を諦めていた。就職後、美智子はお茶の稽古をやめてしまったが、出版社でアルバイトをしながらお茶に通う典子には後輩もできた。お茶を始めて2年が過ぎる頃、梅雨どきと秋では雨の音が違うことに気付く典子。冬になり、お湯の“とろとろ”という音と、“きらきら”と流れる水音の違いがわかるようになった。がんじがらめの決まりごとに守られた茶道だが、その宇宙の向こう側に、典子は本当の自由を感じ始めるのだった。お茶を習い始めて10年。いつも一歩前を進んでいた美智子は結婚し、ひとり残された典子は、好きになったはずのお茶にも限界を感じていた。中途採用の就職試験にも失敗。お点前の正確さや知識で後輩に抜かれ、武田先生には、そろそろ工夫というものをしなさいと指摘される。大好きな父(鶴見辰吾)とも疎遠な日々が続いていたある日、典子に転機が訪れる……。

「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2018年10月13日
上映時間 100分
製作会社 「日々是好日」製作委員会(ハピネット=テレビ東京=東京テアトル=パルコ=朝日新聞社=TBSラジオ=テレビ大阪=イオンエンターテインメント=カラーバード=ベンチャーバンク=ハーベストフィルム=グランマーブル=ヨアケ)(製作幹事:ハピネット=ヨアケ/制作プロダクション:ヨアケ=ハーベストフィルム)
配給 東京テアトル=ヨアケ
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://www.nichinichimovie.jp/
コピーライト (C)2018「日日是好日」製作委員会

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