解説
「野火」の塚本晋也が、終戦後の闇市を舞台に、絶望と闇を抱えたまま混沌の中で生きる民衆の姿を通して、戦争を見つめる。戦争で家族を亡くし、半焼けになった小さな居酒屋で、体を売りながら孤独に暮らす女の前に、食べ物を盗んで暮らす戦災孤児が現れる。出演はNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』の趣里、「シン・仮面ライダー」の森山未來。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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文筆家和泉萌香ひとりの女と男たちとひとりの子供。焼け焦げになった街や生活が、戦争そのものが、文字通り家の中に強烈に横たわっている。登場人物たちの輪郭、魂はゆらゆらと揺れ動きな... もっと見る
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フランス文学者谷昌親「野火」の一種の続篇とも、対になる作品とも言えそうだ。居酒屋の女と戦争孤児の少年に、若い復員兵、片腕の動かぬ男が絡んで物語は展開するが、逆に言えば、ほぼこの4人... もっと見る
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映画評論家吉田広明夫と子供を戦争で亡くした女のバラック食堂で、疑似的な家族が成立する前半部と、片腕の利かない男との「仕事」を巡る後半部。共に戦争によって心が壊れてしまった二人、彼... もっと見る
「ほかげ」のストーリー
戦争で家族を亡くし、半焼けになった小さな居酒屋で1人、孤独に暮らす女(趣里)は、体を売ることを斡旋され、絶望に抗うこともできず、その日その日を過ごしていた。一方、空襲で家族を失った子ども(塚尾桜雅)は、闇市で食べ物を盗んで暮らしていた。だが、ある日盗みに入った居酒屋で女の姿を目にして、そこに入り浸るようになり……。
「ほかげ」の映像
「ほかげ」の写真
「ほかげ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ほかげ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 戦争 ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2023年11月25日 |
上映時間 | 95分 |
製作会社 | 海獣シアター |
配給 | 新日本映画社 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://hokage-movie.com/ |
コピーライト | (C)2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER |