解説
ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品された、ライプツィヒ近郊のスーパーマーケットを舞台としたドラマ。27歳のクリスティアンはスーパーの在庫管理担当として働き始め、父親のような存在のブルーノや、謎めいた魅力を持つ年上女性マリオンと出会う。監督は、「ヘビー級の心」のトーマス・ステューバー。出演は、「未来を乗り換えた男」のフランツ・ロゴフスキ、「ありがとう、トニ・エルドマン」のザンドラ・ヒュラー、「僕とカミンスキーの旅」のペーター・クルト。2018年ドイツアカデミー賞主演男優賞受賞(フランツ・ロゴフスキ)。
「希望の灯り」のストーリー
旧東ドイツ、ライプツィヒ近郊。内気で引きこもりがちな27歳のクリスティアン(フランツ・ロゴフスキ)は、ある騒動の後に建設現場での仕事をクビになり、スーパーマーケットの在庫管理担当として働き始める。レジでの雑踏やフォークリフトなど、自分にとってまったく未知の世界に放り込まれた彼は、ルディ(アンドレアス・レオポルト)、職場で唯一ハンドパレットトラックの操縦を許可されているクラウス(ミヒャエル・シュペヒト)、ユルゲン、飲料セクションのブルーノ(ペーター・クルト)と出会う。クリスティアンに仕事のいろはやフォークリフトの操縦の仕方を教えてくれたブルーノは、クリスティアンにとって父親のような存在になる。クリスティアンは通路で、スイーツセクションの同僚で39歳のマリオン(ザンドラ・ヒュラー)と出会い、彼女の謎めいた魅力に一瞬で惹かれる。コーヒーマシーンのある休憩所がおきまりの場所となった二人は、親密になっていくが……。
「希望の灯り」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「希望の灯り」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス ドラマ |
製作国 | ドイツ |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2019年4月5日 |
上映時間 | 125分 |
配給 | 彩プロ |
アスペクト比 | ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://kibou-akari.ayapro.ne.jp/ |
コピーライト | (C)Sommerhaus Filmproduktion GmbH, Anke Neugebauer |
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