解説
押見修造による同名コミックを、「覚悟はいいかそこの女子。」の井口昇の監督と伊藤健太郎の主演により実写化。中学2年生の春日高男は、衝動に駆られ佐伯奈々子の体操着を持ち去ったところをクラスの問題児・仲村佐和に目撃され、彼女に隷属することになる。脚本は「心が叫びたがってるんだ。」の岡田麿里。息苦しい日々をやり過ごす春日を伊藤健太郎が、春日を服従させる仲村佐和を「Diner ダイナー」の玉城ティナが演じるほか、オーディションで選ばれた秋田汐梨、「暗黒女子」の飯豊まりえらが出演。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「惡の華」のストーリー
山々に囲まれ、閉塞感漂う地方都市。中学2年生の春日高男(伊藤健太郎)は、ボードレールの詩集『惡の華』を心のよりどころにして、息苦しい日々をどうにかやり過ごしていた。ある日の放課後、教室で憧れのクラスメイト・佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つけた春日は、衝動に駆られ、その体操着を掴んで逃げ出してしまう。しかし一部始終をクラスの問題児・仲村佐和(玉城ティナ)が一部始終を目撃しており、この一件を秘密にする代わりにある契約を持ちかける。このことから仲村と春日の悪夢のような主従関係が始まった。仲村からの変態的な要求に翻弄されるうちにアイデンティティが崩壊し絶望を知る春日。『惡の華』への憧れと同じような魅力を仲村にも感じ始めていたころ、二人は夏祭りの夜に大事件を起こす。
「惡の華」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「惡の華」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 青春 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2019年9月27日 |
上映時間 | 127分 |
製作会社 | 『惡の華』製作委員会(ハピネット=ひかりTV=ファントム・フィルム=角川大映スタジオ=日活)(企画・製作幹事:ハピネット/共同幹事:ひかりTV/企画・制作プロダクション:角川大映スタジオ) |
配給 | ファントム・フィルム |
レイティング | PG-12 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://akunohana-movie.jp/ |
コピーライト | (C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会 |
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