沈没家族 劇場版

ちんぼつかぞくげきじょうばん
上映日
2019年4月6日

製作国
日本

制作年
2018
上映時間
93分

check解説

加納士が大学の卒業制作として発表し、PFFアワード2017審査員特別賞受賞など高評価を得たドキュメンタリーを再編集して劇場公開。1995年、東京の東中野で始まった共同保育“沈没家族”。ここで育った加納監督が、当時の体験を振り返ってゆく。注目のバンド、“MONO NO AWARE”が音楽を担当し、本作のために『A・I・A・O・U』を新たに書下ろしている。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    北川れい子
    監督本人が特異な環境に育った自分を素材にして、そこで出会った人々の現在を描きつつ... もっと見る
  • 映画文筆系フリーライター、退役映写技師
    千浦僚
    私はこの監督が回顧、検証する彼の母親と共同保育の関係者と同世代なのでその&ldq... もっと見る
  • 映画評論家
    松崎健夫
    “沈没家族”の当人が大人になり、人生を俯瞰しながら再検証... もっと見る

ユーザーレビュー

「沈没家族 劇場版」のストーリー

バブル経済崩壊後の1995年。地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災が起き、世相がますます暗くなる中、東京・東中野の片隅で、ある試みが始まった。シングルマザーの加納穂子が始めた共同保育“沈没家族”だ。ここでは、集まった保育人たちが一緒に子どもたちの面倒を見ながら共同生活を送っていた。そこで育ったボク(=加納土監督)が“ウチってちょっとヘンじゃないかな?”と、ようやく気づいたのは9歳の頃。やがて大学生になり、改めて思った。ボクが育った“沈没家族”とは何だったのか。“家族”とは何なのか……。当時の保育人たちや一緒に生活した人たちを辿りつつ、母の想い、そして不在だった父の姿を追いかけて、“家族のカタチ”を見つめなおしていく。

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「沈没家族 劇場版」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「沈没家族 劇場版」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2019年4月6日
上映時間 93分
製作会社 製作:おじゃりやれフィルム
配給 ノンデライコ
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://chinbotsu.com/
コピーライト (C)2019おじゃりやれフィルム

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