解説
フレデリック・コーナーの原作をルース・ブルークス・フリッペンが脚色、「ギジェット」シリーズ(サンドラ・ディーをスターダムに送った)で名をなしたポール・ウェンドコスが演出したアメリカ青春ドラマ。撮影は「ボーイハント(1961)」のロバート・ブロナー、音楽は「ピクニック」のジョージ・ダニングが担当した。製作はジェリー・ブレスラー。主題歌はフレッド・カーガーが作詞しスタンリー・スタインが作曲した。出演は「パリよこんにちは」のデボラ・ウォーリー、「ナバロンの要塞」のジェームズ・ダーレン、「勝利者(1963)」のマイケル・カラン、「ペペ」のヴィッキー・トリケット、ほかにカール・ライナー、ペギー・カスなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ヤング・ハワイ」のストーリー
ギジェット(デボラ・ウォーリー)は恋人のジェフ(ジェームズ・ダーレン)とつまらぬことで喧嘩をしたまま両親とハワイ旅行に立った。飛行機で彼女はアビー(ヴィッキー・トリケット)やTV歌手エディー(マイケル・カラン)と知り合った。アビーはエディーにひかれていたが、彼はギジェットの方に好意を寄せた。ギジェットも彼の明るい性格にひかれた。ある日海からあがった2人はどちらともなく接吻した。そのとき2人の前にジェフが現れた。ギジェットを心配した父親が呼び寄せたのだ。ギジェットに新しい恋人のできたと誤解したジェフはアビーとことさら仲よく振舞った。エディーのことでギジェットを恨んでいるアビーが彼女のスキャンダルを話したことから、噂が立ち始め、ギジェットの片意地から意外なことになってしまった。エディーはそんな彼女に恋の告白をしたが、いまの彼女はうけいれる気にはならなかった。一方ジェフも本当に愛しているのは彼女だと気づき、ギジェットとの間の誤解を解くことにした。ところがアビーの両親とギジェットの両親がアベックで歩き、たまたま娘に目撃され、ヘンな誤解をされる。それが解けるころ、皆の心もさっぱり解決していた。
「ヤング・ハワイ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ヤング・ハワイ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1962 |
公開年月日 | 1964年6月7日 |
製作会社 | コロムビア映画 |
配給 | コロムビア |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1964年5月下旬号 | 新作グラビア ヤング・ハワイ |
1964年7月上旬夏の特別号 | 外国映画紹介 ヤング・ハワイ |