アートのお値段

あーとのおねだん THE PRICE OF EVERYTHING
上映日
2019年8月17日

製作国
アメリカ

制作年
2018
上映時間
98分

ジャンル
アート

check解説

「マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して」でアカデミー賞にノミネートされたナサニエル・カーン監督が、アート市場の真実に迫ったドキュメンタリー。サザビーズ秋季オークションが迫る中、美術界の有力者にカメラを向け、アートとお金の関係を探る。2018年に彫刻作品『ラビット』が存命するアーティストのオークション過去最高額となる約100億円(9110万ドル)で売却されたジェフ・クーンズら美術家や、オークショナー、ギャラリスト、評論家、コレクターらにカメラを向ける。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • ライター
    石村加奈
    ステファン・エドリスにとってのマウリツィオ・カテランの「彼」の付加価値は、たしかに美術館ではつけられないだろう。コレクターの愉悦に納得。しかしアーティストの芸術... もっと見る
  • 映像演出、映画評論
    荻野洋一
    右欄「カーライル」と同じ構造の映画だと言える。貧者のための覗き窓として、映画が機能し始めたのだ。時にそれはセレブ御用達ホテルとなり、時に現代アートの売買市場とな... もっと見る
  • 脚本家
    北里宇一郎
    山中貞雄の無声映画の傑作が見つかった。オーディションにかけられる。超高値で落札。以降、そのコレクターの眼にしかふれられないとしたら。ここで取り上げられているのは... もっと見る

「アートのお値段」のストーリー

アート市場が空前の好況に沸く中、美術品競売大手サザビーズによる秋季オークションまであと6週間となり、アート業界はざわつき始める。情熱的なオークショナーや時代を創るギャラリスト、バブルを憂う評論家、アートに魅了されたコレクター、さらにはラリー・プーンズ、ジェフ・クーンズ、ジョージ・コンド、ゲルハルト・リヒターら一流アーティストたちにカメラを向け、せめぎあうそれぞれの思惑と十人十色の価値観を追う。創作と評価の間で葛藤が続くアーティストたち。本作はアートとお金の関係を探り、アートの価値とは一体何か問いかける。

「アートのお値段」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「アートのお値段」のスペック

基本情報
ジャンル アート
製作国 アメリカ
製作年 2018
公開年月日 2019年8月17日
上映時間 98分
配給 ユーロスペース
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://artonedan.com/

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