解説
西部劇作家のフランク・グルーバーが自からの原作を脚色、TV「ララミー牧場」のレスリー・セランダーが監督した。撮影はW・ウォーレス・ケリー、音楽はジミー・ハスケルが担当。出演者は「危険な道」のダナ・アンドリュース、「いとしのシバよ帰れ」のテリー・ムーア、「野良猫」のパット・オバライエン、「赤い河」のコリーン・グレイ、それにA・C・ライルズ一家といわれているロン・チャニー、デフォレスト・ケリーなど。製作は「黒い拍車」のA・C・ライルズ。
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「勇者の街」のストーリー
正義のかたまりのような男ロッサー(ダナ・アンドリュース)は、カンサスの親分コンダー(ブルース・キャボット)に命を狙われていた。ライリーの子分リングは、コンダーの命令を受けてロッサーを狙撃、あやまってロッサーの妻ロルを殺してしまった。ロッサーはコンダーを殺すため、コンダーが支配する町ホワイト・プレインズに旅立った。途中駅馬車で、スーザン(テリー・ムーア)という美人と知り合いになり、お互いに心ひかれるようになった。スーザンは夫のティブナー(デフォレスト・ケリー)に会いに行くところで、ティブナーはコンダーのパートナーといわれている男だった。ロッサー来る!の報は町中に広がった。コンダーには多勢の子分がいたが、ロッサーの早射ちと対抗できる者は1人もいなかった。町では、町の発展のために、鉄道を通そうとするジェームズ(バートン・マクレーン)、ケント医師、ディビスなどが一団となって、コンダー一味と対立していた。そんな空気の中に、ロッサーが乗りこんできた。コンダーは子分のリングとホンジガーをシェリフに任命した。そしてロッサーを正式に逮捕させようというのだが、ロッサーの立派な態度に手が出せなかった。コンダーは大男のフロンを使って、ロッサーに喧嘩を売らせたが、フロンはロッサーに叩きつけられてしまった。そんなロッサーにスーザンはますますひきつけられていった。一方、町の人たちは、コンダーの暴力から町を守るため自警団を組織した。怒ったコンダーは一味を連れて、自警団と戦いを開始した。銃には素人の自警団は、コンダー一味の敵ではなかった。それを知ったロッサーは単身、コンダーの本部である酒場に乗りこんだ。凄絶な決闘が続いたが、リング、ティブナー、と倒され、ついにはコンダーも射殺された。妻の仇を討ったロッサーは、何故か淋しそうに町を去っていくのだった。
「勇者の街」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「勇者の街」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 西部劇 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1966 |
公開年月日 | 1966年2月22日 |
製作会社 | A・C・ライズ・プロ映画 |
配給 | パラマウント |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
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1966年5月下旬号 | 外国映画紹介 勇者の街 |