ひびきあうせかい RESONANCE

ひびきあうせかいれぞなんす
上映日
2020年9月5日

製作国
日本

制作年
2019
上映時間
70分

check解説

音楽家の青柳拓次が2013年から始めた音楽プロジェクト、サークルボイスを取り上げたアート映画。音楽を用いて国境を越えた調和を生み出すアイディアから生まれた、人々が輪になり声を重ねる参加型イベント、サークルボイス。そんな彼の旅に映像と音が寄り添う。青柳拓次は出演するほか、楽曲・サウンドデザインも手がけた。監督は、「スーパーローカルヒーロー」の田中トシノリ。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    北川れい子
    歌は祈りだ、と誰かが言っていたが、讃美歌やゴスペルソングを持ち出すまでもなく、歌は宗教と深く結びついている。音楽家・青柳拓次が始めたという“サークル... もっと見る
  • 編集者、ライター
    佐野亨
    まずことわっておかねばならないのは、評者はこの作品を視聴用のリンクをもらい自宅のパソコンで観たということだ。これだけでこの映画の価値は半減する。そして、音と映像... もっと見る
  • 詩人、映画監督
    福間健二
    青柳拓次の最近の音楽活動を知らなかった。祖父、母、そして彼へと受け継がれてきたものがあることについても本作で初めて知った。どうだろう。「Circle Voice... もっと見る

「ひびきあうせかい RESONANCE」のストーリー

ギタリストの祖父と母のもと、東京で生まれ育った拓次。自らも音楽家となり、二人の娘を持つ父親となった彼は、人と自然が分断され常に変わりゆく近代都市から沖縄に移住することに。そんな彼は、音楽を用いて国境を越えた調和を生み出すことを思いつく。それは、ヨーロッパでギターを学んだ祖父が夢見ていたこととも通じていた。拓次は世界を巡り、現地の音楽家達と共に、人々が一つの場所に集い、輪になって、声を重ね合わせる参加型のイベント・サークルボイスを始める。人々が声を響かせ合う、その時だけに紡ぎ出される平和な世界。それは儚い瞬間のものだが、そこにいる私たちの存在を力強く肯定してくれる。時に分断も生み出すことのある“コトバ”を超えたところで人々はどのように理解し認めあうことが出来るのか。映像と音は青柳拓次の旅に寄り添いながら、沖縄、東京、ミュンヘン、ライプツィヒ、過去、未来へと旅していき……。

「ひびきあうせかい RESONANCE」の写真

「ひびきあうせかい RESONANCE」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ひびきあうせかい RESONANCE」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2020年9月5日
上映時間 70分
製作会社 映画『ひびきあうせかい』パートナーズ (制作:歌島舎)
配給 歌島舎(配給協力:シネマ尾道)
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
音量 ステレオ
公式サイト https://www.resonance-movie.net/
コピーライト (C)2019 Utashimasya

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