アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい

あんなかりーなきみはおぼえているかい ANNA KARINA, SOUVIENS-TOI
上映日
2020年6月13日

製作国
フランス

制作年
2017
上映時間
55分

ジャンル
伝記

check解説

2019年に亡くなったヌーヴェル・ヴァーグのアイコン、アンナ・カリーナの生涯に迫ったドキュメンタリー。1940年9月22日、アンナはコペンハーゲンで、船長の父と19歳の母の間に生まれる。やがて天涯孤独の身となった彼女は、パリへ向かうが……。アンナの夫デニス・ベリーが、「アンナへのラブレレター」として万感の思いを込めて作り上げた。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画・音楽ジャーナリスト
    宇野維正
    60年代ゴダール作品のミューズとしてだけではなく、あまり振り返られる機会がない、監督や作家や歌手としても活動した「その後」のアンナ・カリーナも人々の記憶に留めた... もっと見る
  • ライター
    石村加奈
    ゴダールのミューズだったアンナ。その最期は6人目の夫に看取られたとニュースで読んだが、本作を撮ったのは4人目の夫D・べリー監督!?しかも監督自ら語るナレーション... もっと見る
  • 映像ディレクター/映画監督
    佐々木誠
    不遇な幼少期を過ごした故国から脱出しモデル、女優、歌手、映画監督、そして小説家にまでなった“ヌーヴェル・ヴァーグの象徴”アンナ・カリーナ... もっと見る

「アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい」のストーリー

1940年9月22日。アンナ・カリーナは、デンマークのコペンハーゲンで遠洋航路船長の父と19歳の母との間に生まれる。両親はすぐに別れるが、代わって彼女を保護してくれたのは、祖母だった。だが、その祖母も亡くなり、孤独を知ったアンナは、一番遠い世界に行きたいと列車に飛び乗り、17歳で灰色の故国を脱出する。パリのサンジェルマン・デプレに辿り着き、彼女は確信する。“ここが私の居場所だ”と。ココ・シャネルに出会い、シャネルが彼女を“アンナ・カリーナ”と命名。一躍花形モデルになった彼女を見初めたのが、ジャン=リュック・ゴダールだった。「女は女である」、「女と男のいる舗道」そして「気狂いピエロ」……。―時代を画したヌーヴェル・ヴァーグのアイコンとなったコンビの誕生と別れ。音楽界の寵児ゲンズブールも、ミュージカル映画「アンナ」のために14曲を提供。72年、彼女は自分にとってリアルなことを表現したいという思いが募り、完全な男社会のフランス映画界を飛び出し、自ら製作・脚本・監督・出演を兼任し、ニューヨークで映画を撮る。さらに歌手としての活動を開始すると、フランスやヨーロッパだけでなく、日本でもツアーを実施する……。

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「アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい」のスペック

基本情報
ジャンル 伝記
製作国 フランス
製作年 2017
公開年月日 2020年6月13日
上映時間 55分
配給 オンリー・ハーツ
コピーライト (C)Les Films du Sillage - ARTE France - Ina 2017

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