解説
ある家族の姿を通して、家族のゆらぎを切り取った人間ドラマ。郊外の住宅地に母と二人で暮らしているさくらは、友人の頼みから一時的に保育園で働くことに。そこで園児の保護者・新藤と出会い、やがて彼に幼いころから離れて暮らす父の姿を重ねるようになる。出演は、「蒲田前奏曲」の福田麻由子、「映画 深夜食堂」シリーズの小林麻子、「イニシエーション・ラブ」の池上幸平、『仮面ライダーゼロワン』の井桁弘恵、「シン・ゴジラ」の吉家章人。監督は、本作が初長編監督作となる新鋭・宮崎彩。第15回大阪アジアン映画祭上映作品。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「グッドバイ(2020)」のストーリー
郊外の住宅地の一角にある上埜家には、さくら(福田麻由子)と母・夕子(小林麻子)が二人で暮らしている。仕事を辞めたさくらは、友人の頼みから一時的に保育園で働くことになった。そこで、園児の保護者である新藤(池上幸平)と出会う。さくらはやがて、幼いころから離れて暮らす父・樹(吉家章人)の姿を新藤に重ねるようになる。ある夜、新藤家で夕飯を作ることになったさくらは、父親に関するある記憶を思い出す。一方、母親は古くなった家を手放すことを決意する。桜が舞うころ、父親が久しぶりに帰ってくる……。
「グッドバイ(2020)」の映像
「グッドバイ(2020)」の写真
「グッドバイ(2020)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「グッドバイ(2020)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2021年4月3日 |
上映時間 | 66分 |
配給 | ムービー・アクト・プロジェクト=ミカタ・エンタテインメント |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://www.goodbye-film.com/ |
コピーライト | (C)AyaMIYAZAKI |
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