8時15分 ヒロシマ 父から娘へ
はちじじゅうごふんひろしまちちからむすめへ 8:15解説
美甘章子が広島で被爆した父の体験をまとめた書籍を、自らエグゼクティブ・プロデューサーを務め映画化。1945年8月6日、建物疎開の準備をしていた進示は激しい閃光に襲われる。進示は父の言葉に励まされながら、焼けただれた身体を引きずり救助の手を探す。監督は、「虹の下に」という日本語作品で長編デビュー、HBOやFacebook、ディズニーなどに作品を提供するJ.R. ヘッフェルフィンガー。出演は「京都太秦物語」の田中壮太郎ほか。ナッシュビル映画祭2020にて観客賞を受賞。広島国際映画祭2020上映作品。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「8時15分 ヒロシマ 父から娘へ」のストーリー
1945年8月6日。いつもと変わらぬ朝を迎えた広島。19歳の美甘進示は、父の福一と共に建物疎開の準備をしていた。自宅の屋根に上って瓦を剥がしていたところ、激しい閃光に襲われる。投下された原子爆弾は広島中を焼き尽くし、瞬く間に7万人以上の命を奪った。福一と進示はひどく焼けただれた身体を引きずりながら、救助の手を探しまわるが、どこにも見つからない。あまりの激痛から死にたいとすら願う進示を、父・福一の力強い言葉が支え、必死で前へ進んでいった。父と離れ離れになってしまいひとりきりになり、進示は父が探し当ててくれるのを待つ日々を過ごす。3ヶ月後、進示はなんとか退院できるまでに回復。父を探して自宅のあった場所に戻ると、瓦礫の中から、高熱により針の影が文字盤に焼きついた父の懐中時計を見つける。すべてが焼き尽くされた広島で、進示を家族や祖先と結びつけるものは、もうそれしかなかった。それから40年後、進示の平和への願いは形となってニューヨークにある国連本部に届く。その数年後、ニューヨークを訪れた娘の章子は驚くべき事実を知る。
「8時15分 ヒロシマ 父から娘へ」の写真
「8時15分 ヒロシマ 父から娘へ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「8時15分 ヒロシマ 父から娘へ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 戦争 ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2021年7月31日 |
上映時間 | 51分 |
製作会社 | 8:15 Documentary |
配給 | 新日本映画社 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://815book.org/ |
コピーライト | (C)815 Documentary, LLC |
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