解説
ゴードン・バフォードの「カウボーイ=ガール」を「メリー・ポピンズ」のドン・ダグラディと、ビル・ウォルシュが脚色、「小びとの森の物語」のロバート・スティーヴンソンが監督。撮影は「小びとの森の物語」のエドワード・コールマン。音楽はジョージ・ブランス、特殊効果はロバート・A・マッティ、ハワード・ジョンソン、ダン・リーがあたっている。製作はビル・ウォルシュ。出演は「黒ひげ大旋風」のディーン・ジョーンズ、「努力しないで出世する方法」のミシェル・リー、「メリー・ポピンズ」のデイヴィッド・トムリンソン、「おかしな、おかしな、おかしな世界」のバディ・ハケットなど。テクニカラー、スタンダード。1968年作品。
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「ラブ・バッグ」のストーリー
ジム・ダグラス(ディーン・ジョーンズ)は、落ち目のレーサー。チベットで悟りを開いたという変わり者の友人のテネシー・スタインメッツ(バディ・ハケット)と2人の貧乏暮らしを続けていた。ある日ジムは、外車専門店で見事な車を見つけたが、店主で一流レーサーでもあるピーター・ソーンダイク(デイヴィッド・トムリンソン)は、文無しのジムを冷たくあしらった。その時、店の奥から灰色のフォルクスワーゲンがひとりでにあらわれ、ジムの後を追い彼の家まで来てしまった。この信じられぬ事件のため、ジムは泥棒呼ばわりされたが、店員のキャロル(ミシェル・リー)のとりなしで、珍妙なその車を買うことになった。テネシーがハービーと名づけたこの車は、生き物同様、感情をもつやっかいなしろものだったが、不思議な力でジムをレースごとに連戦連勝にみちびき、キャロルとの間では、キューピッドの役割も果たしてくれた。そして、ジムを妬んだソーンダイクが数々の陰謀を企んだエルドラド・レースにも、ハービーの捨身の活躍で勝ったのだった。(ブエナ・ビスタ配給*1時間40分)
「ラブ・バッグ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ラブ・バッグ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1968 |
公開年月日 | 1969年12月20日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | ウォルト・ディズニー・プロ作品 |
配給 | ブエナ ビスタ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
音量 | モノラル |
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