ウディ・ガスリー わが心のふるさと

うでぃがすりーわがこころのふるさと
上映日
1977年8月20日

製作国
アメリカ

制作年
1976
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

フォークの父、アメリカ最大の吟遊詩人と謳われたウディ・ガスリーの自伝の映画化。第49回アカデミー賞撮影賞、編曲賞受賞作品。製作はロバート・F・ブラモフとハロルド・レブンソール、監督は「さらば冬のかもめ」のハル・アシュビー、脚本はロバート・ゲッチェル、原作はウディ・ガスリーの「ギターをとって弦をはれ」(晶文社刊)、撮影はハスケル・ウェクスラー、音楽・編曲はレナード・ローゼンマンが各々担当。出演はデイビッド・キャラダイン、ロニー・コックス、メリンダ・ディロン、ゲイル・ストリックランド、ランディ・クエイドなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】ウディ・ガスリー/わが心のふるさと

TVで観る

ユーザーレビュー

「ウディ・ガスリー わが心のふるさと」のストーリー

テキサス州パンパ1936年。大経済恐慌はこの小さな町をも容赦なく揺るがしていた。オクラホマから一家で移ったウディ(デイヴィッド・キャラダイン)は看板書きの不満な日々を送っている。妻メアリー(メリンダ・ディロン)や老いた両親、幼い2児を残し、ウディがこの地を去ったのは、その頃であった。明るいカルフォルニアに行けば何かある--。ヒッチハイクや、黒人に教えてもらった貨車のタダ乗りと、彼の西への旅は続いた。だが、彼の夢見た土地は、よごれた移民キャンプだったのだ。難民ルーサー(ランディ・クエイド)らと共に、この地に住むウディ。そんな彼の前には、亡き夫の遺産を恵まれない人々にと考えるポーリン(ゲイル・ストリックランド)という女性もいた。さらにウディの生きる道に影響を与えるオザーク(ロニー・コックス)もキャンプに現われる。農園経営の成功者でラジオ歌手のオザークはギターの弾き語りで、沈む難民の心を鼓舞させているのだ。やがて、意気投合する2人。集会を禁止する州の目を盗んで彼らのコンサートは続けられた。そんなある日、オザークがウディのためにラジオ局の仕事を持ってくる。チャンスだ。ウディのスピリッツは電波に乗って数多くの底辺の人々の心を捉え始めた。彼の人気は次第に上っていくが、局側はスポンサーの意向を押しつけてきた。ポピュラーな選曲と、フォーク・コンビとの共演だ。ウディのスピリッツはこれでは消えてしまう。不満な彼は数日後、ギターを背負い再び放浪の旅に出るのであった。

「ウディ・ガスリー わが心のふるさと」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ウディ・ガスリー わが心のふるさと」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1976
公開年月日 1977年8月20日
製作会社 ロバート・F・ブラモフ・プロ作品
配給 ユナイト映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1977年7月上旬夏の特別号 グラビア 「ウディ・ガスリー わが心のふるさと」
特集 「ウディ・ガスリー わが心のふるさと」 1 抗議と怒りと愛情に満ちたうた
特集 「ウディ・ガスリー わが心のふるさと」 2 ウディも満足する新しい伝説を
特集 「ウディ・ガスリー わが心のふるさと」 3 難民の沈む心を鼓舞する民衆詩人
特集 「ウディ・ガスリー わが心のふるさと」 分析採録
1977年9月上旬号 外国映画紹介 ウディ・ガスリー わが心のふるさと
1977年9月下旬号 外国映画批評 ウディ・ガスリー わが心のふるさと

今日は映画何の日?

注目記事