解説
ひとりのミステリアスな男によって変貌してゆくある女性の姿を描く恋愛ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはデイヴィッド・サンダースとジェームズ・ダイヤー、製作はマーク・デーモン、監督・脚本は「トゥー・ムーン」のザルマン・キング、共同脚本はパトリシア・ルイジアナ・ノップ、撮影はゲイル・タッターサル、音楽はジェフ・マコーマックとサイモン・ゴールデンバーグが担当。出演はミッキー・ローク、キャリー・オーティスほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「蘭の女」のストーリー
アメリカ中西部の田舎町からニューヨークにやって来たエミリー・リード(キャリー・オーティス)は、美しい女社長クラウディア(ジャクリーン・ビセット)のアシスタントの職を得、破産寸前のホテルを買収するために、早速彼女と南米のリオへと向かう。しかしクラウディアが、契約直前に逃亡した相手会社のボスを追ってブエノスアイレスに飛び、代わってエミリーがジェームズ・ウィラーという男と会うことになった。その日廃墟のホテルで、動物的に愛を交わす男女の姿を見て動揺するエミリーは、現われたその男、ウィラー(ミツキー・ローク)と危険な愛のかけひきを始める。翌日ウィラーはエミリーを誘って、知りあったオットー(オレグ・ヴィドフ)とハンナ(アサンプタ・セルナ)というドイツ人夫婦と出かける。ふたりは愛の冷めた夫婦だったが、その帰り道、ウィラーに触発された彼らは、車の中でセックスするのだった。夜、エミリーはバーで、ジェロームというアメリカ人に娼婦と間違えられ、ウィラーに命じられるまま彼に抱かれる。しかしジェロームは、何とクラウディアの連れ帰った交渉相手の弁護士だった。しかしクラウディアの機転で買収も無事済み、あとは契約だけ、という時、ふたりはウィラーがホテルを買い取ったことを知る。激しく詰め寄るエミリーに、ウィラーは秘かにホテルの権利書を届ける。そして彼はエミリーに向かって自分のこれまでの人生を語る。その時ふたりは初めて体を重ねあい、未来への愛を育んでゆくのだった。
「蘭の女」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「蘭の女」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1990 |
公開年月日 | 1990年5月26日 |
製作会社 | ダモン/サンダース・プロ作品 |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1990年6月上旬号 |
グラビア 蘭の女 蘭の女 評論 |
1990年7月上旬号 |
外国映画批評 蘭の女 外国映画紹介 蘭の女 |