解説
2人の俳優、有村架純と志尊淳がコロナに打ちひしがれた日本の職場の現状をレポートするドキュメンタリー。一仕事人として、保育士や農業といった職業に従事する人々のもとに赴き、体験し、演技ではないありのままの言葉や表情で現代社会の陰影を浮き彫りにする。エグゼクティブプロデューサー・企画・製作は「新聞記者」「パンケーキを毒見する」の河村光庸。監督を「さんかく窓の外側は夜」の森ガキ侑大が務める。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
映画・音楽ジャーナリスト宇野維正もし有村架純が介護福祉の現場取材をしていたら、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』放送時の騒動の後日談という別の意義も立ち上がったわけだが、そんな気の... もっと見る
-
映画評論家北川れい子俳優二人の、いささか及び腰のインタビュー(特に有村架純)は決して悪くないが、ここ一年半、コロナ禍で以前と同じには働けなくなった人々の話は、新聞やテレビで連日のよ... もっと見る
-
映画文筆系フリーライター千浦僚有村架純氏は、働く、生活する芝居が良く、自身もその階級に属する労働者階級のマドンナ、と思っていたので、このドキュメンタリーと本来撮られるはずの劇映画にも適役、と... もっと見る
「人と仕事」のストーリー
“エッセンシャルワーカー”と呼ばれる人々が、コロナ禍で浮き彫りになるなか、有村架純と志尊淳は、保育士や農業といった職業に従事している人々のもとに赴き、体験する。リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事の価値を再認識していくふたり。やがて、そんなエッセンシャルワーカーの人々の姿を、自分たちの仕事である俳優業と重ね、自らの仕事を改めて見つめるきっかけとなっていく……。
「人と仕事」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「人と仕事」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 社会派 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2021年10月8日 |
上映時間 | 97分 |
製作会社 | 『人と仕事』製作委員会(制作:スターサンズ) |
配給 | スターサンズ=KADOKAWA |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | https://hitotoshigoto.com/ |
コピーライト | (C)2021『人と仕事』製作委員会 |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2021年10月下旬号 |
REVIEW 日本映画&外国映画 「人と仕事」 UPCOMING 新作紹介 「人と仕事」 |