解説
「ブルース・ブラザース」などで活躍しながらも、33歳で亡くなった俳優ジョン・ベルーシの生涯を追ったドキュメンタリー。初公開となる本人の音声や妻ジュディスへのラブレター、関係者へのインタビューを交え、稀代のエンターテイナーの栄光と苦悩に迫る。証言者として、親友ダン・エイクロイド、弟ジェームズ・ベルーシ、映画監督ジョン・ランディスなどが出演。監督は「ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている」のR・J・カトラー。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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米文学・文化研究冨塚亮平常に生き急ぐような危うさと表裏一体の感覚は、決してべルーシの笑いから切り離すことはできない。その意味で、単に最盛期の活動を賞賛するのではなく、移民の子としての疎... もっと見る
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日本未公開映画上映・配給団体Gucchi's Free School主宰降矢聡べルーシの目まぐるしい人生を表すように、さまざまな声や音楽が矢継ぎ早に入り乱れる編集が楽しい。人を笑わすことで自己を見出し、天狗になり、他人に嫉妬もし、女性蔑視... もっと見る
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文筆業八幡橙『SNL』での侍キャラや「ブルース・ブラザース」誕生の瞬間など、懐かしい映像や音楽を盛り込み綴られる、閃光と陰翳に彩られた、わずか33年の男の人生。ダン・エイク... もっと見る
「BELUSHI ベルーシ」のストーリー
アメリカ・イリノイ州で幼少期を過ごし、コメディアン、ミュージシャン、俳優として成功を収めながらも、人気絶頂の1982年、33歳の若さで薬物の過剰摂取により亡くなったジョン・ベルーシ。破天荒だが憎めないキャラクターで人気を博し、アメリカン・コメディ界に革命を起こした天才だ。嵐のように駆け抜けたその人生を、愛のある目線で辿っていく。アルバニア移民の家庭に生まれ、よそ者と見られることに対する処世術と成功への願望からか、幼少期に自然とユーモアを身につけたベルーシ。学生時代にはバンド活動や寸劇を行うグループの中心人物として、周囲の人々を楽しませる存在となる。その後、シカゴの即興コメディ劇団からキャリアをスタート。その成功を機に、ニューヨークに拠点を移す。舞台やラジオ、TV、映画と活躍の場を広げ、ライブアルバムを発売すれば大ヒットに。話題が話題を呼び、あらゆるジャンルで大成功を収める。しかし、あまりにも早くアメリカン・コメディの象徴的存在となったことで、彼には大きなプレッシャーがのしかかってくる……。
「BELUSHI ベルーシ」の映像
「BELUSHI ベルーシ」の写真
「BELUSHI ベルーシ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「BELUSHI ベルーシ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2021年12月17日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | Passion Pictures |
配給 | アンプラグド |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://belushi-movie.com/ |
コピーライト | Belushi (C) Passion Pictures (Films) Limited 2020. All Rights Reserved. |
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