解説
『サタンタンゴ』原作者であり、本作以降すべての作品で共同作業を行う作家クラスナホルカイ・ラースローがはじめて脚本を手がけた。さらに「秋の暦」から音楽を手がけるヴィーグ・ミハーイが本作にも携わり、”タル・ベーラ スタイル”が確立された記念碑的作品。罪に絡めとられていく人々の姿を「映画史上最も素晴らしいモノクロームショット」(Village Voice)で捉えている。巨匠タル・ベーラ監督が初期に手がけた日本初公開となる3作品を4Kデジタル・レストア版で、2022年1月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかにて上映。2024年11月1日よりタル・ベーラ監督 4 作品シネマート新宿にて順次上映。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
映画監督/脚本家いまおかしんじ主人公がカッコ悪くて、女の旦那の方がカッコよくて、変なキャスティングと思った。男が歌手の奥さんに惚れて、その旦那との三角関係。この手の話、安っぽいはずなんだけど... もっと見る
-
文筆家/女優唾蓮みどり話し声も、歌も、雨音も、赤ん坊の泣き声も、ガラスが割れる音も、犬が吠える声も耳の奥に突き刺さってくる。そして永遠に終わらないタンゴが繰り返される。人々の顔はいつ... もっと見る
-
映画批評家、東京都立大助教須藤健太郎タル・ベーラの試みを一言で要約するなら、〈画面外〉に存在論的な根拠を与えることだ。カメラが長回しでゆっくり動く。空間と時間の連続性を保ったまま、フレーミングが変... もっと見る
「ダムネーション 天罰」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ダムネーション 天罰」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ラブロマンス ドラマ |
製作国 | ハンガリー |
製作年 | 1981 |
公開年月日 | 2022年1月29日 |
上映時間 | 121分 |
製作会社 | Hungarian National Film Institute |
配給 | ビターズ・エンド |
アスペクト比 | ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66) |
カラー/サイズ | モノクロ/ビスタ |
公式サイト | https://www.bitters.co.jp/tarrbela/ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2022年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号 | REVIEW 日本映画&外国映画 「ダムネーション/天罰」 |
2022年2月上旬号 | UPCOMING 新作紹介 「ダムネーション/天罰」 |