渇水

かっすい
上映日
2023年6月2日

製作国
日本

制作年
2022
上映時間
100分

レーティング
PG-12
ジャンル
ドラマ

check解説

第70回文學界新人賞を受賞した、河林満の同名小説を映画化。日照り続きの夏、市の水道局に勤める岩切俊作は、水道料金を滞納する家庭を訪ね、水道を停めて回っている。県内全域で給水制限が発令されるなか、岩切は二人きりで家に取り残された幼い姉妹と出会う。「死刑にいたる病」の白石和彌による初プロデュース作品。監督は、「月と嘘と殺人」の高橋正弥。出演は、「湯道」の生田斗真、「天間荘の三姉妹」の門脇麦、「PLAN75」の磯村勇斗。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督
    井上淳一
    水不足の夏。料金未払いの家の水を止める水道局員。電気ガスはすぐ止められても、水道は最後の最後。ライフライン=命を奪う自責に蓋をする局員。その生い立ちは最低限の言... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    水の表現、渇きの表現がすばらしい。水のないプールで踊る姉妹、日照りの中を歩く水道局員。川の水、公園の水、金魚鉢の水……。どれも映画で... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    ひとの生き死にさえ左右し得る、停水執行が生業の水道局職員の日常が照らす、矛盾だらけの社会。屈託のない後輩とのやり取りが、深刻な内容に潤いを与える反面、主人公のア... もっと見る

「渇水」のストーリー

日照り続きの夏、市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)は、水道料金が滞納する家庭を訪ね、水道を停めて回る日々を過ごしていた。県内全域で給水制限が発令されるなか、父が蒸発し、母(門脇麦)も帰らなくなり、二人きりで家に取り残された幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。困窮家庭にとって最後のライフラインである水を停めるのか、岩切は葛藤を抱えながらも規則に従い、停水を執り行うが……。

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「渇水」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「渇水」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2023年6月2日
上映時間 100分
製作会社 「渇水」製作委員会(製作プロダクション:レスパスビジョン/制作協力:レスパスフィルム)
配給 KADOKAWA
レイティング PG-12
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト https://movies.kadokawa.co.jp/kassui/
コピーライト (C)2022『渇水』製作委員会

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