ニトラム NITRAM

にとらむ NITRAM
上映日
2022年3月25日

製作国
オーストラリア

制作年
2021
上映時間
110分

レーティング
一般映画
ジャンル
社会派 ドラマ

check解説

1996年、オーストラリアの観光地で起きた無差別銃乱射事件を「アサシン クリード」のジャスティン・カーゼル監督が映画化。周囲に馴染めないニトラムはある日、引きこもりの女性ヘレンと出会う。だが2人の関係は悲劇的な結末を迎え、彼の精神は歪み始めてゆく。「アウトポスト」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズが、本作で第74回カンヌ国際映画祭 主演男優賞を受賞。共演は「天才スピヴェット」のジュディ・デイヴィス、「ババドック 暗闇の魔物」のエッシー・デイヴィス。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 米文学・文化研究
    冨塚亮平
    例えば「ジョーカー」における貧困や女性関係のようなわかりやすい理由を用意することも、その逆に狂気を過度に神秘化することもなく、演出を加えつつも殺人犯の心理にあく... もっと見る
  • 日本未公開映画上映・配給団体Gucchi's Free School主宰
    降矢聡
    花火や車のクラクション、蜂の羽音に犬の鳴き声といった騒音は緻密に設計され、ポートアーサー事件の犯人、通称ニトラムを取り囲んでいる。それらの音は、明確な意味を形成... もっと見る
  • 文筆業
    八幡橙
    銃こそ容易に手にできないものの、日本でも他人事ではない、巻き込み型無差別殺人。実在の事件を基に“その瞬間”までの犯人の内なる心の微動を丹... もっと見る

「ニトラム NITRAM」のストーリー

1990年代半ばのオーストラリア。母(ジュディ・デイヴィス)と父(アンソニー・ラパリア)と暮らすニトラム(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)は、孤立し周囲に馴染めずにいた。母は彼を“普通”の若者として人生を謳歌してほしいと願う一方、父は彼の将来を案じ、出来る限りのケアをしようと努めていた。ある日、サーフィンに憧れるニトラムは、ボードを買うために、庭の芝刈りの訪問営業を始める。そんななか、引きこもりの裕福な女性ヘレン(エッシー・デイヴィス)と出会うニトラム。だが、彼女との関係は悲劇的な結末を迎え、彼の孤独感や怒りは増し、破壊への道を辿り始める……。

「ニトラム NITRAM」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ニトラム NITRAM」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派 ドラマ
製作国 オーストラリア
製作年 2021
公開年月日 2022年3月25日
上映時間 110分
製作会社 Stan Original=GoodThing Productions
配給 セテラ・インターナショナル
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト http://www.cetera.co.jp/nitram/
コピーライト (C) 2021 Good Thing Productions Company Pty Ltd, Filmfest Limited

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