パリ 13区

ぱりじゅうさんく PARIS, 13TH DISTRICT
上映日
2022年4月22日

製作国
フランス

制作年
2021
上映時間
105分

レーティング
R-18
ジャンル
ドラマ

check解説

ジャック・オディアールが、現代パリを象徴する13区に暮らす人々の恋愛模様を、モノクロの映像美の中に綴る。コールセンターで働く台湾系フランス人、アフリカ系の高校教師、法律を学ぶ大学生、ポルノ女優。3人の女性と1人の男性の物語が連鎖していく。出演は、映画初出演となった本作でセザール賞有望若手女優賞候補となったルーシー・チャン、本作でセザール賞有望若手男優賞候補となったマキタ・サンバ、「燃ゆる女の肖像」のノエミ・メルラン、ロンドン出身の女性4人組ポスト・パンク・バンド“Savages(サヴェージズ)”のボーカルとして活躍したジェニー・ベス。原作は、グラフィック・ノベル作家のエイドリアン・トミネ。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督/脚本家
    いまおかしんじ
    いきなり裸の女の人が出てきて、嬉しくなった。主人公の女の子のキャラがいい。すぐセックスしちゃうけど、ナイーブでドライで、そこらにいそうな感じ。もう一人の堅そうな... もっと見る
  • 文筆家/女優
    唾蓮みどり
    共同脚本が「燃ゆる女の肖像」(19)のセリーヌ・シアマということで大期待していたのだが、これは……。うまく生きられない男女の小さな物... もっと見る
  • 映画批評家、東京都立大助教
    須藤健太郎
    複数の短篇のプロットを織り交ぜて一本の長篇に纏め上げる手腕といい、気の利いた過不足ない台詞の妙といい、本作はまずもって脚本と台詞の映画である。だから、街の名前が... もっと見る

「パリ 13区」のストーリー

コールセンターでオペレーターとして働く台湾系フランス人のエミリー(ルーシー・チャン)を、ルームシェアを希望するアフリカ系フランス人の高校教師カミーユ(マキタ・サンバ)が訪ねてくる。2人は即、セックスする仲になるものの、ルームメイト以上の関係になることはない。同じ頃、法律を学ぶため、ソルボンヌ大学に復学したノラ(ノエミ・メルラン)は、年下のクラスメートに溶け込めずにいた。その上、金髪のウィッグをかぶり、学生の企画するパーティーに参加した夜をきっかけに、元ポルノスターでカムガール(=ウェブカメラを使ったセックスワーカー)の“アンバー・スウィート”(ジェニー・ベス)本人と勘違いされ、学内中から冷やかしの対象となってしまう。大学を追われたノラは、教師を辞め、一時的に不動産会社に勤めるカミーユの同僚となり、魅惑的な3人の女性と1人の男性の物語がつながっていく。

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スタッフ
キャスト役名

「パリ 13区」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 2021
公開年月日 2022年4月22日
上映時間 105分
製作会社 Page 114=France 2 Cinema
配給 ロングライド(提供:松竹=ロングライド)
レイティング R-18
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://longride.jp/paris13/
コピーライト (C)ShannaBesson (C)PAGE 114 - France 2 Cinema

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