ノベンバー

のべんばー NOVEMBER
上映日
2022年10月29日

製作国
ポーランド オランダ エストニア

制作年
2017
上映時間
115分

ジャンル
ラブロマンス ホラー ファンタジー

check解説

悪夢のような純愛をモノクロの映像で紡ぎ第90回アカデミー賞外国語映画賞エストニア代表作品に選出された幻想ラブストーリー。死者の日を迎えたエストニアの寒村。農夫の娘リーナが思いを寄せるハンスはドイツ人男爵の娘に恋焦がれるあまり、悪魔と契約する。原作は、エストニアでカルト的ベストセラーとなった小説『レヘパップ・エフク・ノベンバー(Rehepapp ehk November)』。ライナー・サルネ監督がアニミズムの思想をもとに、異教の民話とヨーロッパのキリスト教神話を組み合わせ、詩情溢れる物語を描き出した。「ムカデ人間」のディーター・ラーザーが男爵役で出演、本作が遺作となった。第10回京都ヒストリカ国際映画祭ヒストリカワールド部門上映作品。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督/脚本家
    いまおかしんじ
    棒の先に刃物がついているような変な道具が動き出し、牛を盗む。そしてヘリコプターみたいにくるくる回って飛んでいく。この変なものは喋るし、液体を吐き出したりもする。... もっと見る
  • 文筆家/俳優
    唾蓮みどり
    人間たち、動物たち、死者たち、そして得体の知れない使い魔。そんな者たちがモノクロームの世界で生きている。あるいは死んでいる。最初の牛が空中に持ち上げられるシーン... もっと見る
  • 映画批評家、東京都立大助教
    須藤健太郎
    雪景色と狼。長髪の少女。ハイコントラストなモノクロの映像。「マルケータ・ラザロヴァー」(67)の明白な影響下に撮られた1作。つまり本作もヴラーチル作品と同じく絵... もっと見る

「ノベンバー」のストーリー

19世紀、バルト三国の一つであるエストニアの寒村。11月、死者の日を迎え、精霊や人狼、疫病神が村を徘徊。死者は家族の元を訪ね、一緒に食事をしてサウナに入る。貧しい村人たちは使い魔クラットを使役し互いに物を盗み合い、極寒の暗い冬を乗り切ろうと思い思いの行動をとっていた。農夫の娘リーナは村の青年ハンスに思いを寄せているが、ハンスはドイツ人男爵の娘に恋焦がれており、森の中の十字路で悪魔と契約を結ぶ……。

「ノベンバー」の映像

「ノベンバー」の写真

「ノベンバー」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ノベンバー」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス ホラー ファンタジー
製作国 ポーランド オランダ エストニア
製作年 2017
公開年月日 2022年10月29日
上映時間 115分
製作会社 Homeless Bob Production=PRPL=Opus Film
配給 クレプスキュール フィルム(提供:クレプスキュール フィルム=シネマ・サクセション)
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://november.crepuscule-films.com/
コピーライト (C)Homeless Bob Production,PRPL,Opus Film 2017

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