解説
4人の監督が、人形をモチーフに、生きづらさを感じる女性たちを描くオムニバス。人形と暮らす男女が出会う「Doll Woman」ほか「JOMON-わたしのヴィーナス」「怒れる人形」「オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景」を収録。「あぜみちジャンピンッ!」の西川文恵監督が「JOMON-わたしのヴィーナス」を、「ナゴシノハラエ」の大原とき緒監督が「Doll Woman」を、「夢幻紳士 人形地獄」の海上ミサコ監督が「怒れる人形」を、「リング・ワンダリング」の脚本を務めた吉村元希監督が「オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景」を手がけた。併映は大原とき緒監督による短編「Bird Woman」。
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ユーザーレビュー
「人形たち~Dear Dolls」のストーリー
「JOMON-わたしのヴィーナス」将来に悩む11歳のちひろは、田んぼで小さな古代の女性像を見つけた。すると女性像は女に姿を変え、古代の女性の生き様を踊りで表現していく。ちひろはその姿に生きる道標を見出し……。「Doll Woman」荒んだ時代。人形と暮らす女が、人形と暮らす男と出会い……。「怒れる人形」姉のサラサが上司からハラスメントを受け苦しんでおり、怒った妹ナズナは姉がくれた人形のカウボーイのケンジになりきり、上司に復讐するために投げ縄を練習。そんなナズナの前に現れたのは……。「オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景」オンナのカタチ、女らしさとは何か、女性であることとはどういうことか。現実と虚構の間を行き来し、また監督自身の過去や現在を織り交ぜながら、女性の表象について考察する。
「人形たち~Dear Dolls」の映像
「人形たち~Dear Dolls」の写真
「人形たち~Dear Dolls」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「人形たち~Dear Dolls」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2023年4月8日 |
上映時間 | 83分 |
製作会社 | movies label will |
配給 | movies label will |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | ステレオ |
公式サイト | https://deardolls.wixsite.com/movie |
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