世界が引き裂かれる時

せかいがひきさかれるとき KLONDIKE
上映日
2023年6月17日

製作国
ウクライナ トルコ

制作年
2022
上映時間
100分

レーティング
一般映画
ジャンル
戦争 ドラマ

check解説

2014年7月にウクライナ東部ドネツク州で起きたマレーシア航空17便撃墜事故を背景にした戦争ドラマ。出産を間近に控えた妻と夫が住む家が襲撃され壁に大きな穴が開き、二人は壁の修繕に取りかかろうとする一方で、親露派と反露派の対立はさらに激化し……。監督は、「黒犬、吠える」や「ラブ・ミー」を夫メフメト・バハドゥル・エル監督と共に手がけた、ウクライナ出身のマリナ・エル・ゴルバチ。本作で2022年第38回サンダンス映画祭ワールドシネマ部門監督賞(ドラマ部門)を受賞した。2022年第72回ベルリン国際映画祭パノラマ部門エキュメニカル審査員賞受賞。2022第95回アカデミー賞国際長編映画賞ウクライナ代表作品。2022年第35回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映作品(映画祭題「クロンダイク」)。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督/脚本家
    いまおかしんじ
    明け方の部屋。妊婦の妻と夫の会話。そろそろ病院へ行かなきゃ。どこに行くの。執拗に聞く妻。と、いきなり爆撃で家に穴が開く。びっくりした。穴の向こうは平原が広がって... もっと見る
  • 文筆家/俳優
    睡蓮みどり
    希望もない世界に新しい命が産み落とされる。これは「希望」を象徴しているとされるシーンだということももちろんできるが、私はそうは思えない。この映画には絶望しか描か... もっと見る
  • 映画批評家、都立大助教
    須藤健太郎
    構図とはある意味、秩序のことである。本作が明確な「構図」にこだわるのは、戦争の無秩序に対して秩序を構築しようという意志ゆえだろう。造形面における構図(巧みな空間... もっと見る

「世界が引き裂かれる時」のストーリー

ロシアとの国境近くにあるウクライナ東部ドネツク地方のとある村。ある日の明け方、出産を間近に控えた妻と夫が住む小さな家が襲撃に遭い、壁に大きな穴があいてしまう。二人は壁の修繕に取りかかろうとする一方、親ロシア派と反ロシア派の対立はますます激化し、事態は混迷を極め……。

「世界が引き裂かれる時」の映像

「世界が引き裂かれる時」の写真

「世界が引き裂かれる時」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「世界が引き裂かれる時」のスペック

基本情報
ジャンル 戦争 ドラマ
製作国 ウクライナ トルコ
製作年 2022
公開年月日 2023年6月17日
上映時間 100分
製作会社 Kedr Film=Protim Video Production
配給 アンプラグド
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト https://www.unpfilm.com/sekaiga/

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