キリング・オブ・ケネス・チェンバレン
きりんぐおぶけねすちぇんばれん THE KILLING OF KENNETH CHAMBERLAIN解説
モーガン・フリーマンが製作総指揮を務め、無実の黒人が白人警官に殺害された事件を、90分リアルタイム進行で映画化したサスペンス。就寝中に医療用通報装置を誤作動させてしまったケネス・チェンバレン。安否確認のため、白人警官3人がやって来るが……。出演は「ハンニバル」のフランキー・フェイソン。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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編集者/東北芸術工科大学教授菅付雅信NYで無実の黒人老人が白人警官に自宅に押し入られ、射殺されるまでの実話を90分間のリアルタイム進行ドラマで再現。双極性障害(躁うつ病)を患い、警官隊を部屋に入れ... もっと見る
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俳優、映画監督、プロデューサー杉野希妃人を守るためのシステムが発端で、その人の命が奪われてしまった事実に言葉を失う。令状もないし相当の理由もないから警官を家に入れない、ただ静かに寝たいだけなんだと懇... もっと見る
「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」のストーリー
2011年11月19日、早朝のミューヨーク。双極性障害(躁うつ病)を患う黒人のケネス・チェンバレン(フランキー・フェイソン)は、就寝中に医療用通報装置を誤作動させてしまう。安否確認のために訪れた3人の白人警官に、ドア越しに通報は間違いであると伝えたものの、聞き入れられない。当初、穏便に対応していた警官たちは、ドアを開けること拒むケネスに次第に不信感を芽生えさせていく。やがてその態度は高圧的になり、強行突破でドアをこじ開けようとする。そして、警官が到着してからわずか90分後の午前7時、ケネスはドアを壊して入ってきた警官に銃撃され、死亡する。何の罪も犯していないケネスは、なぜ警官に殺されなければならなかったのか。ただの黒人差別問題にとどまらない、今こそ知るべき世界の実態がここにある……。
「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」の映像
「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」の写真
「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2023年9月15日 |
上映時間 | 83分 |
製作会社 | Redbird Entertainment=Revelations Entertainment=Voltage Pictures |
配給 | AMGエンタテインメント |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://kokc-movie.jp |
コピーライト | (C)2020 KC Productions, LLC. All Rights Reserved |
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