- キネマ旬報WEB トップ
- 三宅唱
三宅唱の関連作品 / Related Work
1-12件表示/全12件
-
ケイコ 目を澄ませて
制作年: 2022聴覚障害と向き合いながら実際にプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんをモデルに、彼女の生き方に着想を得て生まれたケイコを、「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督が16mmフィルムに焼き付けた青春物語。ゴングの音もセコンドの指示もレフリーの声も聞こえないなか、じっと<目を澄ませて>闘うケイコを、才能にあふれた主人公としてではなく、不安や迷い、喜びや恐怖など様々な感情の間で揺れ動き、それでも拳を突き出す一人の女性として描く。ケイコを演じた岸井ゆきのは、厳しいトレーニングを重ねて撮影に臨み、新境地を切り開いた。ケイコの実直さを認めて見守るジムの会長に三浦友和。その他、三浦誠己、松浦慎一郎、佐藤緋美、中島ひろ子、仙道敦子など実力派俳優が脇を固める。第72回ベルリン国際映画祭正式出品作品。2022年第96回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、主演女優賞(岸井ゆきの)、助演男優賞(三浦友和)、読者選出日本映画監督賞(三宅唱)受賞。 -
ippo
制作年: 2022俳優の柄本佑が、劇団「東京乾電池」所属し、ユニット「曖昧なカンパニー」を主宰する劇作家・演出家の加藤一浩の3本の演劇戯曲を原作に映画化した短編連作集。3 本すべてが男ふたりの物語であり、「ムーンライト下落合」で久々に再会する友人ふたりに加瀬亮と宇野祥平、「約束」の兄弟に渋川清彦と柄本時生、「フランスにいる」画家とそのモデルに加藤一浩と高良健吾が出演。スタッフは柄本佑が主演を務めた「きみの鳥はうたえる」の四宮秀俊が全編撮影を担当。助監督として、「きみの鳥はうたえる」の映画監督・三宅晶、俳優・映画監督の森岡龍が1本目の「ムーンライト下落合」に参加するなど、柄本佑のキャリアとネットワークを最大限に生かした布陣になっている。 -
密使と番人
制作年: 2017「THE COCKPIT」の三宅唱監督を迎え、時代劇専門チャンネルと日本映画専門チャンネルが製作した時代劇。開国を望む蘭学者一派は秘密裏に作った日本地図の写しをオランダ人に渡すため道庵を派遣。身を潜め進む彼を追い、番人たちは山狩りを始める。地図の写しを携えた密使・道庵を「エミアビのはじまりとはじまり」の森岡龍が、彼を追う番人の長・高山を三宅監督「Playback」以来二度目のタッグとなる渋川清彦が演じる。また、新曲制作の過程を追った「THE COCKPIT」に出演したヒップホップアーティストOMSBとHi’Specが楽曲を手がけている。時代劇専門チャンネルおよび日本映画専門チャンネルでの放映に先駆け、劇場公開。 -
THE COCKPIT
制作年: 2014ヒップホップアーティストOMSBとBim、彼らの仲間たちがマンションの一室で楽曲を生み出していく過程を捉えたドキュメンタリー。「Playback」の三宅唱監督が、リスペクトしあう二人に曲の共同制作を依頼し、ユーモラスで愛おしい日常と刺激的な創作活動を記録、本作の中でしか聴けない曲「Curve Death Match」完成までを追いかける。 -
Playback(2012)
制作年: 201240代を目前にして人生に行き詰った俳優が、これまで生きてきた道を辿り直すことで、再生してゆく姿を、モノクロの映像とともに描いたドラマ。出演は「希望の国」の村上淳、「外事警察 その男に騙されるな」の渋川清彦。自主映画で活躍してきた三宅唱監督の作品を見た村上が、監督にラブコールを送って2人のコラボが実現した。
1-12件表示/全12件