ニコライ・クリューチコフの関連作品 / Related Work

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  • 誓いの休暇

    制作年: 1959
    一兵士の帰郷を軸に、戦争反対をうたいあげた作品。「女狙撃兵 マリュートカ」の新進グリゴーリ・チュフライが監督した。脚本は彼とその友人ワレンチン・イェジョフの共同。撮影もウラジミール・ニコラエフとエラ・サベリエフの二人。音楽はミハイル・ジフ。出演はともに映画初出演のウラジミール・イワショフ、ジャンナ・プロホレンコなど。一九六〇年カンヌ映画祭最優秀特別作品賞を受け、第三回全ソ映画祭でも最優秀作品賞、最優秀監督賞、映画評論家特別賞の三賞を受けた。
  • レニングラード交響楽

    制作年: 1957
    レニングラード防衛に挺身した同胞にささげられた、ショスタコヴィッチの『第七交響楽』をテーマに、「不滅の守備隊」のザハール・アグラネンコがシナリオと監督を担当し、E・グリドフが撮影、ヴェニアミン・バスネルが選曲指揮した防衛戦叙事詩作品。「不滅の守備隊」のニコライ・クリューチコフ、V・ソロヴィヨフ、ミーチコ等が出演する。
  • 女狙撃兵 マリュートカ

    制作年: 1956
    革命と内乱の時代を好んで描くボリス・ラヴレニョーフの原作小説をG・カルトゥノフが脚色、「十月のレーニン」などで知られるミハイル・ロンム監督の弟子、グリゴーリ・チュフライの第一回監督作品。撮影は老巧セルゲイ・ウルセフスキー、音楽は「シベリヤ物語」でお馴染みのニコライ・クリューコフ。なお「四十一番目」(原名)は一九二七年、ヤーコフ・プロタザーノフ監督で映画化、今回は二度目。主演は、日本に初登場のイゾルダ・イズヴィツカヤ(新人)とオレーグ・ストリジェーノフ。それに「三つの邂逅」のニコライ・クリューチコフなど。ミハイル・ロンム製作、アグファカラー、一九五六年作品。
  • 不滅の守備隊

    制作年: 1956
    一九四一年初夏に行われたソ連の中部国境ブレスト要塞の決死的防衛戦の実話に基づく、作家コンスタンチン・シーモノフの原作をシーモノフ自身が脚色、演劇出身のザハール・アグラネンコが監督(映画初演出)した。撮影は「戦艦ポチョムキン」のエドゥアルド・ティッセ。音楽はヴェニアミン・バスネルが担当した。主な出演者はV・マカーロフ、V・エメリヤーノフ、「女狙撃兵 マリュートカ」のニコライ・クリューチコフ、「若き親衛隊」のA・チェモドゥーロフなど。
  • 虹の世界のサトコ

    制作年: 1952
    N・A・リムスキー・コルサコフの歌劇『サトコ』によって世界的に有名なロシアのオネカ湖地方の古伝説の映画化である。監督は「石の花」のアレクサンドル・プトゥシコ、脚色はK・イサエワ、アグファカラー色彩の撮影をフョードル・プロヴォロフが担当した。音楽はもちろんリムスキー・コルサコフの曲を使用し、B・シェバーリンが編曲と追加作曲をしている。出演者はS・ストリヤーロフ、A・ラリオノワ、ミハイル・トロヤノフキー、N・マリシェフキー、B・スロフツェフ、Y・レオニドフなどである。一九五二年作品。この作品は一九五三年ヴェニス映画祭で銀獅子賞を得た。
  • 三つの邂逅

    制作年: 1949
    国策オムニバス映画。タマーラ・マカーロワ、ボリス・チルコフ、ニコライ・クリューチコフ、クララ・ルーチコ主演、セルゲイ・ユトケヴィチ、フセヴォロド・プドフキン、アレクサンドル・プトゥシコの三大巨匠が共同監督。
  • 豚飼い娘と牧童

    制作年: 1941
    詩人ヴィクトル・グーセフ(一九三二年「海員は祖国を守る」のシナリオを執筆)の脚本により、イワン・プィリエフが監督した作品で会話をすべて合唱や二重唱で運ぶオペレッタ映画である。プィリエフは一九二九年第一回作品「見知らぬ女」を発表して以来「素敵な花嫁」「トラクター仲間」「可愛い娘」等(いずれもスターリン賞)により、目下ソ連におけるオペレッタ映画の第一人者であり、撮影のワレンチ・パブロフは「極東」「ステパン・ラージン」等のクランクをしているが「可愛い娘」以来監督プィリエフとコンビになっている。作曲はモスクワ楽壇で著名なチーホン・フレンニコフ(「沼沢の兵隊」「戦いは続いている」等の作曲者)の担当である。主演のマリナ・ラドニナは一九三五年「にくしみの小径」にデヴューして以来、ほとんどプィリエフ作品の主演ばかりをつとめており、ムサイーブに扮するウラジミール・ザリジンはグレジャ出身でこの映画に初出演した。クジマのニコライ・クリューチコフはスターリン賞桂冠俳優で、三八年の「祖国のために」以来「コムソモーリスク」「敵の背後に」等に出演しているが、おばあさんになるスチャストリーフツェワはモスクワ小劇場の俳優で共和国功労女優の名誉をもっている。一九四一年製作、同年度芸術映画スターリン賞受賞作品である。
  • ダーリニャヤ村

    制作年: 1940
    今日のコサック集農の生活を描く。集農が軍事教練を行い、働ける男は残らずこれに参加する。女はその間男達に代って銃後を守らねばならぬというのが主題でダ村の娘ダーリヤ(ゾーヤ・フェドロワ)と、ダ村の競争相手たるコチェトフ集農の乗馬の名人ミーシカ(N・クリュチコフ)との恋物語が筋を運ぶ。ダ村ではダーリヤ部隊とパヴロを指導者とする男の部隊とがまた能率を争っており、内気娘ニューラ(N・シャテルニコワ)がパヴロを恋しており、ダーリヤは銃後で我慢ならず男と一緒に前線に行く、といったような明朗な喜劇で、コーカサスのクバーニ地方が舞台となっている。原作A・ラドゥンスキイ、脚色B・チルスコフ、監督E・チェルヴャコフ、撮影S・ベリャエフ、美術N・スウォロフ、作曲V・シチェルバーチェフ。
  • 青い青い海

    制作年: 1935
    カスピ海を舞台に、恋と友情が描かれる青春映画。監督は「諜報員」のボリス・バルネット、脚本はクリメンティ・ミンツ、撮影は「国境の町」のミハイル・キリロフ、音楽はS・ポトッキーが担当。
  • 国境の町(1933)

    制作年: 1933
    国境の町の人々を襲う戦争の悲劇とプロレタリア革命の勝利を描く人間ドラマ。監督は「青い青い海」のボリス・バルネット、原作はコンスタンチン・フィンの小説『国境の町』。脚色には原作者フィンと監督者バルネットとが協同して当っている。撮影は「青い青い海」のミハイル・キリロフとA・スピリドノフ、音楽はセルゲイ・ワシレンコが担当。出演者は「一人」「新ワイロン」のE・クジミーナ、「聖ペテルブルグの終焉」のA・チスチャコフ、それにニコライ・ボゴリュボフ、ドイツから来たハンス・クレリング。他にセルゲイ・コマロフ、R・エルドマン、M・ジャロフ、V・ウラリスキイ、D・ウウェデンスキイ等が助演している。ターゲフォン録音装置。
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