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ヴィクター・フレミングの関連作品 / Related Work
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ジャンヌ・ダーク
制作年: 1948祖国フランスを滅亡の危機から救いながら、国王はじめ貴族たちに背を向けられ、神への信仰を棄てなかったため教会から焚刑に処せられねばならなかったジャンヌ・ダークの悲劇を映画化した史劇。イングリッド・バーグマンがジャンヌ・ダークに扮し、製作費460万ドル、2時間30分という当時としては空前の大作だった。マックスウェル・アンダーソンの舞台劇「ロレーンのジョーン」を映画化したもので監督はヴィクター・フレミング。ホセ・フェラーがシャルル7世に扮しデビューした。撮影はジョゼフ・ヴァレンタイン、ウィリアム・V・スコール、ウィントン・ホックの3人で、色彩撮影賞を受賞。ウォルター・ウェンジャー製作のシエラ・プロ作品。60点 -
冒険
制作年: 1945「ブーム・タウン」「風と共に去りぬ」クラーク・ゲーブルが「心の旅路」「キューリー夫人」のグリア・ガースンと主演する映画でクライド・ブライオン・ディヴィス作の小説を「春を手さぐる」のヴィンセント・ローレンスとフレデリック・ハズリット・ブレナンが協力して脚本を書き「テスト・パイロット」「風と共に去りぬ」のヴィクター・フレミングが監督し「心の旅路」「ガス燈」のジョセフ・ルッテンバーグが撮影を監督した。助演は「ブルックリン横町」のジョンプロプンデル「駅馬車(1939)」のトーマス・ミッチェル「恋の十日間」のトム・タリー「育ちゆく年」のリチャード・ヘイドン「悪魔の金」ジョン・クェーレン等である。なお原作小説は「目撃者(1936)」のアンソニー・ヴェイラーがウイリヤム・H・ライトと協力改作した。 -
ジキル博士とハイド氏(1941)
制作年: 1941数回映画となったロバート・ルイス・スティーヴンソンの有名な小説の映画化で、これは1941年の作である。脚本は「ブーム・タウン」のジョン・リー・メインが執筆、監督には「冒険」「テスト・パイロット」のヴィクター・フレミングが任じ、撮影は「ガス燈」「冒険」のジョゼフ・ルッテンバーグが指揮し、音楽は「女性No.1」のフランツ・ワックスマンが書いた。主役は「女性No.1」「ブーム・タウン」のスペンサー・レイシーで「聖メリーの鐘」「ガス燈」のイングリッド・バーグマン「美人劇場」のラナ・ターナーが共演するほか、「ゾラの生涯」のドナルド・クリスプ「ベデリア」のアイアン・ハンター「西部魂(1941)」のバートン・マクレーン、老名優C・オーブリー・スミス、監督として知名のビーター・ゴトフレー等が助演している。80点 -
オズの魔法使
制作年: 1939アメリカの童話作家L・フランク・ボームの童話を色彩(テクニカラー)映画化したもので、「裸の島」のノエル・ラングレー、フローレンス・ライアソン、エドガー・アレン・ウルフの合作の脚本より、「風と共に去りぬ」のヴィクター・フレミングが監督した。「ローズ・マリー(1954)」のマーヴィン・ルロイ製作の1939年度作品。「アスファルト・ジャングル」のハロルド・ロッソンが撮影、音楽はハロルド・アーレンの担当。この作品でアカデミー特別賞を得た「踊る海賊(1948)」のジュディ・ガーランド以下、「無法街」の故フランク・モーガン、「虹の女王」のレイ・ボルジャー、「ローズ・マリー(1954)」のバート・ラー、ジャック・ヘイリー、ビリー・バークらが出演する。80点 -
風と共に去りぬ
制作年: 1939「白昼の決闘」「ジェニーの肖像」などの製作者デイヴィッド・O・セルズニックが1939年に完成した長編テクニカラー作品(上映時間228分)で、ベストセラーになったマーガレット・ミッチェル原作小説の映画化。監督は「ジャンヌ・ダーク」のヴィクター・フレミング、脚本はシドニー・ハワードの担当。撮影は「テレヴィジョンの王様」のアーネスト・ホーラーで、レイ・レナハン(「白銀の嶺」)とウィルフリッド・M・クライン(「二人でお茶を」)が色彩撮影に協力している。作曲はマックス・スタイナー、美術監督はリール・ホイラーが当たっている。主演は「欲望という名の電車」のヴィヴィアン・リーと「栄光の星の下に」のクラーク・ゲイブルで、「女相続人」のオリヴィア・デ・ハヴィランド、レスリー・ハワード、イヴリン・キース(「千一夜物語」)、トーマス・ミッチェル(「夢見る少女」)、バーバラ・オニール(「扉の蔭の秘密」)、アン・ルザーフォード(「虹を掴む男」)、ジョージ・リーヴス、フレッド・クラインらが助演する。なおこの作品は1939年度アカデミー作品賞をはじめ監督、主演女優、助演女優、脚色、色彩撮影、美術監督、編集、サルバーグ記念、特別と10の賞を獲得した。70点 -
テスト・パイロット
制作年: 1938「愛国者パーネル」「妻と女秘書」「男の世界」等に顔を合わせたクラーク・ゲーブルとマーナ・ローイに「我は海の子」「戦友」「激怒(1936)」のスペンサー・トレイシーが付き合って主演する映画で、「椿姫(1937)」「我は海の子」のライオネル・バリモアが共演する。原作は「空の軍隊」「無限の青空」のフランク・ウィード少佐が執筆し、「春を手さぐる」「永遠に愛せよ」のビンセント・ローレンスと「真珠の首飾」「永遠に愛せよ」の故ウォルデマー・ヤングが協力脚色し、「我は海の子」「運河のそよ風」のビクター・フレミングが監督に当たり、「踊るアメリカ艦隊」「妻と女秘書」のレイ・ジューンが撮影したものである。なお助演者は「米国の機密室」のサミュエル・S・ハインズを始め、マージョリー・メイン、グローリア・ホールデン、ルイス・ジーン・ハイトその他である。0点 -
我は海の子(1937)
制作年: 1937「腕白時代」「小公子」のフレディー・パーソロミュー、「激怒(1936)」「桑港」のスペンサー・トレイシー、「椿姫(1937)」「悪魔の人形」のライオネル・バリモア、「花嫁凱旋」「パリで逢った彼」のメルヴィン・ダグラスか主要なる役を勤めるもので、ルドヤード・キプリング作小説を素材として「腕白時代」のジョン・リー・メインと「緑の牧場」のマーク・コネリーと「盲目の飛行士」のデール・ヴァン・エヴァリーとが協力して脚本を書き、「運河のそよ風」「宝島(1934)」のヴィクター・フレミングか監督に当たり、「腕白時代」のハロルド・ロッソンが撮影した。助演俳優は「腕白時代」のチャーリー・グレイブウィン「腕白時代」のミッキー・ルーニー、「虎鮫島脱獄」のジョン・キャラダインその他である。90点 -
無軌道行進曲
制作年: 1935「わたし純なのよ」「爆弾の頬紅」のジーン・ハーロウと「悪夢」「影無き男(1934)」のウィリアム・パウエルが主演する映画で、オリヴァー・ジェフリーの原作を「ダンシング・レディ」のP・J・ウルフソンが脚色し、「爆弾の頬紅」「宝島(1934)」のヴィクター・フレミングが監督に当たり、「砲煙と薔薇」「私のダイナ」のジョージ・フォルシーが撮影した。助演者は「わたし純なのよ」「生活と恋愛」のフランチョット・トーンを始め、「旅客機の怪盗」のメイ・ロブソン、「死の本塁打」のテッド・ヒーリー及びナット・ベンドルトン、「空の軍隊」のロザリンド・ラッセル、「生活と恋愛」のロバート・ライト、「三日姫君」のヘンリー・スティーブンソン、「愛の隠れ家」のルイズ・ヘンリー等。 -
運河のそよ風
制作年: 1935「彼女の家出」「ニューヨークの口笛」のジャネット・ゲイナーが「東への道」のヘンリー・フォンダを相手に主演する映画で、「無軌道行進曲」「宝島(1934)」のヴィクター・フレミングが監督に当たった。ウォルター・D・エドモンズの小説に基づいたふらんく・B・エルザーとマーク・コネリー共同脚色の舞台劇から「流れる青空」のエドウィン・バークが脚色した。助演者は「ジャバの東」のチャールズ・ビックフォード、「東への道」のスリム・サマーヴィル、アンディ・デヴァイン及びマーガレット・ハミルトン、「あたいは街の人気者」のジェーン・ウイザーズその他で、「キャラバン」のアーチネスト・パーマー撮影。 -
宝島(1934)
制作年: 1934これまでも映画化されたことのあるロバート・ルイ・スティーヴンソンの名作小説のトーキー化で、「エスキモー(1934)」「世界拳闘王」のジョン・リー・メインが脚色に、「爆弾の頬紅」「ホワイト・シスター(1933)」のヴィクター・フレミングが監督に、「舗道の雨」「秘密」のレイ・ジューン及び「ターザンの復讐」「エスキモー」のクライド・デ・ヴィナが撮影に、それぞれ当たった。主演者は「奇傑パンチョ」「バワリイ」のウォーレス・ビアリーと「僕はカウボーイ」「バワリイ」のジャッキー・クーパーで、「かたみの傑作」「心の緑野」のライオネル・バリモアを始め、「世界拳闘王」「林檎の頬」のオットー・クルーガー、「クリスチナ女王」のルイス・ストーン、英国劇団から来たナイジェル・ブルース、「豚児売り出す」のチャールズ・チック・セール、「妾は天使じゃない」のドロシー・ピーターソン等が助演している。 -
ホワイト・シスター(1933)
制作年: 1933「戦場よさらば」「マデロンの悲劇」のヘレン・ヘイズと「自由の魂」「スザン・レノックス」のクラーク・ゲーブルが主演する映画で、F・マリオン・クロフォード作の小説とそれに基づくウォルター・ハケット作の舞台劇に拠って「心を汚されし女」のドナルド・オグデン・スチュアートが脚色し、「紅塵」「ダグラスの世界一周」のヴィクター・フレミングが監督に当たり、「お気に召すまま(1932)」「摩天楼の狼」のウィリアム・ダニエルスが撮影した。助演者は「男子戦わざる可らず」「散り行く花」のルイス・ストーン、「戦慄街」のエドワード・アーノルド、「男子戦わざる可らず」のメイ・ロブソン、「散り行く花」のルイズ・クロッサ・ヘイル、アラン・エドワーズ等である。 -
爆弾の頬紅
制作年: 1933「春の火遊び」「晩餐八時」のジーン・ハーロウと「舌戦速射砲」「晩餐八時」のリー・トレイシーが出演する映画で、キャロライン・フランクとマック・クレイン合作の喜劇を「ブロンド・ヴィナス」「上海特急」のジュールス・ファースマンと「世界ボクシング王」「エスキモー(1934)」のジョン・リー・メインとが共同脚色し「ホワイト・シスター(1933)」「紅塵」のヴィクター・フレミングが監督に当たり、「春の火遊び」のハロルド・ロッソンと「バッド・ガール」のチェルター・ライオンズが共同で撮影を担当した。助演者は「舌戦速射砲」のフランク・モーガン、「南風」のフランチョット・トーン、「失踪者三万人」のパット・オブライエンを始め、ユーナ・マーケル、イヴァン・レベデフ、テッド・ヒーリー、イソベル・ジュウエル等である。 -
紅塵(1932)
制作年: 1932「自由の魂」「心の青空」「スザン・レノックス」のクラーク・ゲーブルが「街の野獣(1932)」「秘密の6」のジーン・ハーロウと共演する映画で、ウィルソン・コリソン作の舞台劇に基づいて「街の野獣(1932)」「暗黒街の顔役(1932)」のジョン・リー・メインが脚色し、「ダグラスの世界一周」「泥人形」のヴィクター・フレミングが監督に当たり、「コンゴ」「僕の武勇伝」のハロルド・ロッソンが撮影した。助演者は「火の翼」「狼火」のメアリー・アスター、「六月十三日の夜」「百万円貰ったら」のジーン・レイモンドを始め、タリー・マーシャル、ドナルド・クリスプ、フォーレスター・ハーヴェイ等である。 -
泥人形
制作年: 1930「ヴァージニアン(1929)」「アビーの白薔薇」のヴィクター・フレミング氏が監督したものでクリーヴス・キンキード氏原作の舞台劇を「サンダーボルト(1929)」「アビーの白薔薇」のジュールス・ファースマン氏が脚色した。主演者は「棘の園」のコンスタンス・ベネット嬢と「西部戦線異状なし」のルー・エイヤース氏で、「サンダーボルト(1929)」のタリー・マーシャル氏、「グッドバイ・キッス」のマティー・ケンプ氏、「七日間の休暇」のベリル・マーサー嬢、「アリバイ」のパーネル・プラット氏、舞台劇界で有名なヘール・ハミルトン氏等が助演している。キャメラは「デキシー歌舞曲」「黒旋風」のグレン・マクウィリアムス氏担任。 -
狼の唄
制作年: 1929「肉体の道」「フラ」「アビーの白薔薇」の監督ヴィクター・フレミング氏が監督した発声映画でレッド・プック誌に連載されたハーヴェイ・ファーガスン氏作の小説を「希望の船」「暗黒街の女(1928)」のジョン・ファーロウ氏と「青春狂想曲」のキーン・タムスン氏が脚色したもの。主演者は「空行かば」「店曝しの天使」のゲィリー・クーパー氏と「ガウチョウ」「心の歌」のルーペ・ヴェレス嬢で、「暴力団(1928)」「テムペスト(1928)」のルイス・ウォルハイム氏が共演するほか、コンスタンチン・ロマノフ氏、ミカエル・ヴァヴィッチ氏、アン・プロディー嬢が出演している。カメラマンは「青春狂想曲」のアレン・G・シーグラー氏である。 -
ヴァージニアン(1929)
制作年: 1929「狼の唄」「希望の船」のゲイリー・クーパー氏が主演する最初の全発声映画で、かつて故トム・フォーマン氏が監督しケネス・ハーラン氏が主演したことのあるウェン・ウィスター氏とカーク・ラ・シェル氏合作の小説を映画化したものである。「姿は偽らず」のグローヴァー・ジョーンズ氏と「狼の唄」のキーン・タムソン氏とが改作し、「四枚の羽根」「忘れられた顔(1928)」のハワード・エスタブルック氏が台本を執筆し、「狼の唄」「アビーの白薔薇」のヴィクター・フレミング氏が監督し、「踊る人生」「恋愛行進曲」のジェー・ローイ・ハント氏が撮影している。クーパー氏のヴァージニアンを助けて舞台から来たウォルター・ヒューストン氏、「君恋し」「四枚の羽根」のリチャード・アーレン氏、「君恋し」「ロマンスの河」のメアリー・ブライアン嬢が出演するほかにヘレン・ウェーア嬢やユージーン・パレット氏が助演している。 -
アビーの白薔薇
制作年: 1928ブロードウェイで5年にわたって長期興行を続けたアン・ニコルズ女史作の喜劇(三幕物)を映画化したもので、「肉体の道」「ニューヨークの波止場」のジュールス・ファースマン氏が脚色し、「肉体の道」「決死隊」のヴィクター・フレニング氏が監督の任に当たった。出演俳優は「つばさ」「紅い唇(1928)」「大学生気質」のチャールズ・バディー・ロジャース氏、「水盡く大地」「マンハッタン・カクテル」のナンシーキャロル嬢「オレンジ実る頃」「男女の戦」のジーン・ハーショット氏が主要な役を勤め、アイダ・クレマー嬢、バーナード・ゴーシー氏等は脚光を前に演じた役をカメラの前で演じている。なおJ・ファーレル・マクドナルド氏、ローザ・ロザノヴァ嬢も主演している撮影は「ニューヨークの波止場」「紳士は金髪がお好き(1928)」のハロルド・ロッソン氏が担当した。 -
最後の一人迄(1923)
制作年: 1923かつてウィリアム・ファーナムのフォックス映画の原作を数多く提供したので有名なゼーン・グレイの最近の小説を、ドリス・シュローダーが脚色し、「無法者の掟」「悪魔の眠る時」等と同じくヴィクター・フレミングが監督をした。主役は「爆音千里」「四つの顔の女」等出演のリチャード・ディックスと、「返り咲く花」等出演のロイス・ウィルソン。その他ノア・ビアリー、ロバート・エディソン、フランク・キャムポウ等の老練なところが共演している。 -
無法者の掟(1923)
制作年: 1923ピクトリアル・レヴィウ誌に掲載されたコンラッド・ベルコヴイチの原作を、E・ロイド・シェルドンとエドフリッド・A・ビンガムとが脚色し、「埃乃の月」「アンナの昇天」等と同じくヴィクター・フレミングが監督したもので、「濃霧を衝いて」「埃乃の月」等主演のドロシー・ダルトンが、「アダムス・リブ」「愚か者の楽園」等出演のセオドア・コスロフを対手役として製作した活劇。その他シャルル・ド・ローシュやタリー・マーシャル、マーガレット・ルーミス等が共演している。
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